セイコーウオッチは“セイコー プロスペックス”から、二つの新作フィールドウオッチを限定発売する。フィールドウオッチのアーカイブモデルである“ナビゲータータイマー”の復刻デザイン限定モデル、もうひとつはフィールドウオッチを代表する“ランドマスター”の誕生30周年を記念した限定モデルだ。ナビゲータータイマーの復刻は世界限定4000本で、ランドマスターの記念モデルは世界限定1000本、希望小売価格はそれぞれ20万9000円と33万5500円で、いずれも11月10日(金)の発売となる。二つの新作をそれぞれ見てみよう!
ナビゲータータイマー
1968年に発売されたナビゲータータイマーは、セイコー初の回転ベゼルを搭載したGMTウオッチだ。本作では、オリジナルモデルの特徴であるクラシカルなスポーツデザインとコンパクトなサイズを可能な限り再現している。また、オリジナルモデルのデザインを受け継ぐ5列ブレスレットもクラシカルかつ高級感のある煌めきを放っている。
文字盤12時位置のセイコーロゴは現行ロゴに比べて縦幅が短い当時のロゴを踏襲し、GMT針と時分秒針、インデックスなどもオリジナルモデルのデザインを再現している。GMT針を異なる地域の時刻に合わせると、回転ベゼルを使うことで、3つの時刻を読み取ることができる。裏ブタのマーキングは、オリジナルモデルと同様に、馬蹄形にレイアウトた。また、数量限定モデルの証として、シリアルナンバーがマーキングされている。
ランドマスター
ランドマスターは1993年の誕生以来、数多くの冒険家や登山家の信頼に応えるため、進化を遂げてきた。シリーズ誕生から30周年を記念した本作は、歴代のランドマスターが持つ高い信頼性と代表的なモデルのデザインを継承した数量限定モデルだ。耐食性に優れる素材として、シリーズ二代目以降のモデルより使用されてきた純チタンを本作でも採用し、軽快な着け心地を実現。さらに美しい仕上げを小傷や擦り傷から守るため、表面にダイヤシールドを施している。そして、ランドマスターのデザインアイコンの一つである簡易方位計つきの両回転ベゼルは、操作性と視認性に優れた立体的な形状になっている。
本作に搭載されるキャリバー8L35は雫石高級時計工房で作られ、過酷な環境にも耐えうる高精度と堅牢性を発揮する。ブレスレットには、防寒着などの上に着用する際に、腕周りの長さを簡単に調整できるアジャスター機能を備えている。
そして、過酷な環境下においても高い視認性を保つ、立体的なインデックスと太い針を採用した。さらに、汚れが付きにくく、光の反射を99%抑えるスーパークリアコーティングを施したガラスと、暗い所で発光する高輝度ルミブライトによって、明暗を問わず優れた視認性を発揮する。
文字盤には、冒険家が目指した最高峰の頂から見た光景をブルーのグラデーションによって表現した。空気が薄く乱反射のない高所では、日中でも上空が暗く見えると言われている。一歩一歩高度を上げるにつれて、徐々に宇宙が透けて見えるかのように濃紺へと移り変わる様を、ダイアルの6時位置側から12時位置側にかけて徐々に暗くなるブルーの色合いになぞらえた。
裏ブタには、数量限定モデルの証であるLIMITED EDITIONの文字と、シリアルナンバーがマーキングされている。
【問い合わせ先】
セイコーウオッチ お客様相談室
Tel.0120-061-012
文◎Watch LIFE NEWS編集部
提供元・Watch LIFE NEWS
【関連記事】
・【第4回-セイコー(プレザージュ&セイコー 5スポーツ)】3大国産時計の売れ筋モデルを調査、本当に売れた時計BEST3
・【1位〜5位まで一挙に紹介します】“タイムギア”読者が選んだ、欲しい腕時計ランキングTOP10-後編
・進化したエル・プリメロを搭載したゼニスの意欲作、“クロノマスター スポーツ”が登場
・菊地の【ロレックス】通信 No.078|小振りで着けやすいベーシックな旧エアキング
・アンティークの無名クロノグラフって知ってますか?