バイエルン・ミュンヘンが、マンチェスター・シティに所属するイングランド代表MFカルバン・フィリップス(27)の獲得に興味を示しているようだ。イギリス『サン』が伝えた。
出足の鋭いボール奪取能力と広い視野、高水準のキック精度を活かした展開力が魅力のフィリップスはリース下部組織出身で昨夏にシティへ移籍。だが、ジョゼップ・グアルディオラ監督の信頼を掴むことはできず、1年目の昨季はプレミアリーグ12試合の出場に終わった。
今季もここまでリーグ戦3試合の出場にとどまっているフィリップスだが、スペイン代表MFロドリゴ・エルナンデスが出場停止処分中にも関わらず、ほとんど起用されていないことから1月に退団する可能性が高い模様。そのなかで、バイエルンが同選手の状況を注視しているようだ。
なお、トーマス・トゥヘル監督は守備的MFの獲得を望んでおり、今夏にフラムに所属するポルトガル代表MFジョアン・パリーニャの獲得に動くと、選手がメディカルチェックをパスするなど移籍目前に迫ったが、最終的に取引は失敗に終わっていた。