ガンバ大阪所属FWイッサム・ジェバリ擁するチュニジア代表は今月、サッカー日本代表「森保ジャパン」や韓国代表と激突。韓国戦を13日に控える中、チュニジアメディアが韓国人選手のメンタリティーを高く評価している。
チュニジアは昨年6月のキリンカップサッカーで日本相手に3-0と勝利。カタールW杯ではグループリーグ敗退という結果に終わったが、フランス代表を撃破。来月開幕の北中米W杯アフリカ予選や、来年1月に行われるアフリカネイションズカップの前哨戦として、日本や韓国とマッチメイクしている。
そんな中、チュニジア紙『ラ・プレッセ・ドゥ・チュニジア』は「我々はアジア大陸で最高のチームのひとつと対戦する。彼らは持久力、体力、スピード、修正能力、柔軟性といった基本的な資質、言い換えれば、現代サッカーに必要な要素をすべてを兼ね備えている」と韓国代表を警戒。
「国技がテコンドーであるにもかかわらず、サッカーが広く行われている国だ。礼儀正しさ、誠実さ、忍耐強さ、自制心、闘争心といった武道の素晴らしい価値が体現されている。こうしたヒューマニストの伝統が染み込んだアスリートと対戦するのは良いことだ」と、韓国とのマッチメイクを前向きに捉えている。
なお同紙によると、チュニジア代表のジャレル・カドリ監督は日本や韓国とのマッチメイクについて、以下のようなコメントを残したという。
「日本と韓国は非常に良い相手だ。スピードと体力を武器とする両国のプレースタイルを踏まえると、スピードへの対応という点で2試合を活用できる。アフリカネイションズカップにの準備に間違いなく役立つ」