上田綺世 写真:Getty Images

 サッカー日本代表「森保ジャパン」の前線では、FW上田綺世(フェイエノールト)やFW古橋亨梧(セルティック)、FW浅野拓磨(VfLボーフム)が活躍。13日に行われるカナダ戦での活躍も期待される一方、清水エスパルス所属MF乾貴士は代表招集外が続くヴィッセル神戸所属FW大迫勇也について語っている。

 日本代表は第2次森保ジャパン発足後、6試合で20ゴールをマーク。FW伊東純也(スタッド・ランス)の3ゴールが最多であり、多くの選手がまんべんなく得点を決めている一方、ストライカー陣では上田が2ゴール、古橋、浅野、FW前田大然(セルティック)がそれぞれ1ゴールとゴール量産には至っていない。

 それだけに一部メディアは「今の日本代表には絶対的ストライカーが不在」と指摘。しかしDAZN制作番組『フットボール・タイム』の司会である日本代表OBの内田篤人氏は、「上田綺世がもっとゴール決めないといけない、ということなのか?」と、メディアの指摘に疑問を投げかける。

 また『フットボール・タイム』にゲスト出演した乾は「(今年6月のエルサルバドル戦と9月のドイツ戦でゴール決めているから)十分じゃないかな」と楽観視。ただ一方で、乾は「一緒にプレーしたいストライカー」を聞かれると、「キープできる選手が一番。大迫が理想。(今季のJ1リーグで)20ゴールは凄い」とコメント。内田氏も「大迫と一緒にプレーしていると楽。最後の点の取り方が分かっている」と評している。

 なお内田氏は、直近6試合で14選手がゴールを決めていることについて「(W杯終了後と)時期的にも多くの選手にチャンスを与えているから、その分みんなもゴールを決めるチャンスがある。スタメンを固定しないのが大きな要因」と分析している。