宿泊運営サイトブッキングドットコムの未払い問題が、ついにテレビでも取り上げられました。

昨日のテレビ朝日系の報道ステーション、そしてTBS系のnews23で取り上げてもらい、私が運営している中野新橋の宿泊施設の映像も流れました。

更に、複数のビジネス誌や、フジテレビ、大阪のテレビ局などからも取材の連絡が次々と入っています。今後、これらのメディアでの報道も続いていくと思います。

昨日のnews23では、赤坂のスタジオで事前にインタビューを受け、そちらの映像が放映されました(写真)。

テレビにおいては、何を話しているかの内容よりも映像のインパクトの方が圧倒的です。友人から「テレビを見たよ」という連絡を多数もらいましたが、話している内容についてよりも、メガネの形の方に興味がある人がほとんどでした(笑)。

今回、私は未払い問題の被害者という立場で取材を受けています。

この問題に対して、広く一般の人たちに関心を持ってもらうためには、視聴者に「可哀そう」という同情の気持ちを持ってもらうことが大切だと思っています。

例えば、家族経営で田舎で細々とやっている旅館が、宿泊予約サイトの未払いのせいで資金繰りが悪化し、経営破綻の危機。そんな話であれば、外資企業による零細企業いじめのひどい問題として、視聴者の共感を得られます。

ところが、宿泊ビジネスで儲けているちょずいた港区に住んでいる個人の投資家が失敗したという話になれば、反応は正反対になる可能性があります。

同情よりも、金に目がくらんだ個人投資家の自業自得というような冷ややかな反応になってしまうかもしれません。