教師の暴力で生徒はケガ

全治2週間の診断書

残念なことに、全国の教育現場では相変わらず体罰が後を絶たないが、教育委員会の感度はどこも極めて鈍い。被害に遭った児童生徒の心身よりも、「事を荒立てたくない」という“大人”の都合が優先している。

世田谷区の渡部教育長は常に、「一人も取り残さない教育」と謳っているものの、その実行力には大きな疑問符が付く。

そして、保坂区長も“教育ジャーナリスト”を自負している割には、一人ひそかに悩み苦しんでいる子どもに寄り添う姿は、まったく窺えない。いい加減、キレイゴトはやめた方がよい。

今回の事件は、様々な角度から世田谷区の教育の本質が問われていることを、関係者はよくよく銘記すべきである。

提供元・アゴラ 言論プラットフォーム

【関連記事】
「お金くばりおじさん」を批判する「何もしないおじさん」
大人の発達障害検査をしに行った時の話
反原発国はオーストリアに続け?
SNSが「凶器」となった歴史:『炎上するバカさせるバカ』
強迫的に縁起をかついではいませんか?