環境に優しいとされる素材、ラタンを使用した新作プロダクト。
創業110年を迎える天然素材のインテリア製品メーカー・鹿田産業は、ラタンの素材を40年以上輸入している強みを生かし、世界的建築家である隈研吾(くま けんご)氏初となるラタン素材の家具デザインプロダクトを、10月10日(火)より受注開始した。
隈研吾氏がデザインする初めてのラタン家具
今回受注を開始したプロダクトは、隈研吾氏がデザインする初めてのラタン家具だ。軽やかで柔らかいラタンの特質を最大限引き出すために、一筆書きのジオメトリーを基本とする、優美で身体の曲線と融け合う家具のシリーズをデザイン。
美しさ・耐久性が抜群
この新作ラタン家具は一般のラタン家具とは一味違う、同氏の特別なデザインと高品質が目を引く。また、環境にやさしい持続可能な素材を用いており、軽くて移動も簡単。さらに、最高級のマナウ籐を使っているので、美しさはもちろん耐久性も抜群だ。
生産国インドネシアの熟練職人の手によって作られ、40年以上にわたる鹿田産業の輸入実績がその品質を保証する。美しさ、便利さ、環境配慮、高品質が一体となった多面的な魅力を持つ製品となっている。
鹿田産業が隈研吾氏にデザインを依頼
大正元年に竹すだれ工場として創業した鹿田産業は、福岡県知事指定特産民工芸品八女すだれ織元、また天然素材を取り扱うメーカーとして成長してきた。
2022年に創業110周年を記念して、商品の注文や家具の開発を通して十数年来の交流がある隈研吾氏に、ショールームデザインとラタン家具のデザインを依頼。
デザイン性と機能性を兼ね備えたラタン家具を追い求め、試行を重ね製作した。
全4種のラインアップ
ラインアップは、「隈研吾デザインKKシリーズ」「ナチュラルラタンシリーズ」と、「エバーグレースシリーズ」「凛シリーズ」の全4種。
「隈研吾デザインKKシリーズ」は全て新作で、13種をラインアップする。インテリア用アイテムの他に、アウトドア用のアイテムもラインナップした「ナチュラルラタンシリーズ」は、同社オリジナルコントラクトシリーズとして9種を新発売。
そして、好評発売中の「エバーグレースシリーズ」に加え、すだれ生地と異素材コンビネーションの「凛シリーズ」の新作はホテル備品向けとなる。
販売は百貨店、家具インテリア専門店、ホテル・旅館施設、内装工事店、設計事務所にて。
隈研吾氏が初めて手がけた特別なラタン家具の世界観に注目しよう。
(hachi)