キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジン・DRIMOから、実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるライターによる記事をMOBYがご紹介します。※以降の記事内容および記事タイトルはDRIMOからの引用・参照です
室内は広いし屋根も高い。
4~5名で就寝できる。
これぞキャンピングカーという外観のキャブコン(キャブコンバージョン)タイプのキャンピングカーが欲しい。でも購入価格はできるだけ抑えたい。
そんな方に、2022年7月、東京キャンピングカーショーでVANTECHから発表されたCORDE BUNKS Sを紹介します。
もともとあったCORDE BUNKS(コルドバンクス)から装備を大幅に省いたモデルで、広さはそのまま価格は約100万円安!
兄弟車としてリアエントランスのコルドリーブスSというモデルもありますが、本記事で紹介するコルドバンクスSは中央に出入り口のある定番レイアウト。
くわしく見ていきましょう。
ビルダー:VANTECH(バンテック)
ベース車両:トヨタ カムロード
種類:キャブコン
価格:2WD 780万円(税込)~ 4WD 798万円(税込)~
乗車人数:2WD/7名 4WD/6名
就寝人数:5名
全長:4,990mm
全幅:1,980mm
全高:2,960mm
※コルドバンクスSは2023年より価格改定を予定しています。本記事は価格改定前の段階で執筆しています。車両本体価格やコルドバンクスとコルドバンクスSの価格差は今後変わる可能性があります。
目次
CORDE BANKS Sのコンセプトと概要
CORDE BANKS Sの外観
CORDE BANKS Sの内装
家電と電装類
収納
まとめ
CORDE BANKS Sのコンセプトと概要
コンセプトは「遊びに本気の大人たちへ」
コルドバンクスS(コルドバンクス エス)のいちばんの特長は、先に発売されているSが付かないコルドバンクスから標準装備をできるだけ減らしていて、オプションで自分の欲しい装備を選び、自分の用途に合わせられることでしょう。
キャンピングカーを使った趣味や遊びのスタイルは人それぞれ。
はっきりと自分の好みをわかっている、要らない装備は付けなくていいという人向けのモデルと言えそうです。
また、コルドシリーズにはコンルドバンクスのほかにエントランスドア(出入口)が最後部にあるコルドリーブスというモデルがありますが、コンルドバンクスはエントランスドアが中央にある定番のレイアウト。
カムロードベースのキャンピングカーでよくあるオーソドックスなレイアウトがいいという人はこちらがおすすめでしょう。
CORDE BANKS Sの外観

ベース車はトヨタ カムロード。
カムロードは、国産のキャブコン(キャブコンバージョン)タイプのキャンピングカーのほとんどのベース車となっています。
キャブコンというのは簡単にいうとトラックの荷台に居室スペースを載せた(架装した)タイプのキャンピングカー。
コルドバンクスSの外観を見てわかるように、誰もがキャンピングカーと思う形です。
全長は4,990mmでわずかですが、5m切り。
架装された居室部分には強度と衝撃吸収性に優れたFRP一体成型したバンテックの「CSボディ」を採用。

車体左側の収納庫、後部ベッド下の外部からアクセスできる扉付き収納スペースも設置されていて、高い収納力を誇っています。