京都ならではの様々な企画を手掛けている「京都春秋」が、本質的な文化体験を求める人に特別(ことなり)な時間を提供している日本文化塾「ことなり塾」にて11月25日(土)と26日(日)、大徳寺の塔頭寺院「黄梅院」で2日限りの貸し切りイベント 大徳寺 黄梅院 『錦秋晩餐会』を開催する。
各日25名限定のイベントで、特別な夜になりそうだ。
各日25名限定、2日間限りの『錦秋晩餐会』
美しく手入れされ、整えられた庭園はモミジや苔で彩られ、晩秋には紅葉の名所として多くの参拝者が訪れる大徳寺 黄梅院。
紅葉の名所、晩秋の名刹をゆっくりと堪能できるよう、貸し切りの大徳寺 黄梅院を初めてライトアップして催す2日限りの晩餐会だ。
大徳寺 黄梅院で過ごす幻想的なひと時
『錦秋晩餐会』では、ライトアップされ上品な光に照らし出された境内を舞台に、雅楽演奏、そして京料理の名店の料理と幻想的なひと時を楽しむことができる。
桃山時代の戦国大名や文化人と縁の深い大徳寺 黄梅院
臨済宗大徳寺派大本山、大徳寺の塔頭寺院。永禄5年、織田信長が初めて上洛した際、父・信秀の追善菩提のために小庵「黄梅庵」を建立したことに始まり、後の豊臣秀吉となる羽柴秀吉がこれを徐々に増築。天正17年に「黄梅院」と改めた。
上質な秋の風情を奏でる邦楽演奏(鳳笙)
笙(しょう)は世界最古の合奏音楽のひとつである雅楽で演奏される楽器で鳳凰が羽を休めている姿に例え「鳳笙(ほうしょう)」とも呼ばる。
全国の社寺での奉納演奏をはじめ、国内外にて様々な幅広い演奏活動を行う鳳笙奏者 井原季子氏が、『錦秋晩餐会』では眼前に広がる晩秋の黄梅院と相まった洗練された上質な秋の風情を奏でてくれる。
「京料理 木乃婦」の特製懐石料理を提供
昭和10年創業の老舗の京料理店「京料理 木乃婦(きのぶ)」。磨き抜かれた技と繊細な味付けといった京料理の伝統を守りつつ、常に革新的な取り組みで洗練された味を提供し続ける会席料理の名店だ。
三代目を継ぐ現亭主の髙橋拓児氏は、「東京吉兆」で湯木貞一氏に直接指導を受け、五年の修行ののち「木乃婦」に戻った。
祖父、父に師事して日本料理の真髄を学び、また、海外の料理人と交流しながら西欧や中国料理の料理法、食材を果敢に取り入れるなど、日本料理界に新風を吹き込んできた。「京料理 木乃婦」は、この日のために、特製「錦秋の懐石料理」を提供する。
紅葉の名所、晩秋の名刹を堪能できる貸切りイベントで、本物の伝統文化に触れてみたい。
大徳寺 黄梅院 『錦秋晩餐会』
開催日時:11月25日(土)・26日(日)16時45分~20時15分
開催場所:大徳寺黄梅院
所在地:京都市北区紫野大徳寺町83-1
定員:各日25名限定 ※完全予約制
参加費:1人100,000円(税込)
事前予約必須:定員になり次第予約終了
(IGNITE編集部)