たまには愛車のキーを自宅に置いて、オトナの社会科見学を楽しんでみてはいかがだろう。
「山崎」や「白州」などの人気銘柄を揃えるサントリーウイスキーが、日本初の本格的なモルトウイスキー蒸溜所として、「山崎蒸溜所」の建設に着手してから今年で100年。主要施設のリニューアル完了とともに、新たな見学ツアーを展開する。
「山崎ウイスキー館の見学ツアー」は、10月13日(金)の10:00から“先着順”で予約受付を実施。また、「山崎蒸溜所ものづくりツアー/ものづくりツアープレステージ」は“抽選式”となり、12月開催分は、10月14日(土)10:00から10月20日(金)16:29までエントリーを受け付ける。
世界が感嘆した「山崎12年」などを製造
天王山の麓、万葉の歌にも詠まれるほどの名水の里に位置する山崎蒸溜所は、さまざまな発酵槽・蒸溜釜・熟成樽を使い分けながら、ジャパニーズウイスキーならではの多彩な原酒を製造中。
また、品質への飽くなき探求心を象徴する施設として、古くから「パイロットディスティラリー(品質研究・技術開発用の小型蒸溜施設)」を有するとともに、製造設備の改修や新設も積み重ねている。
山崎ウイスキー館の見学ツアー
操業当時から残る建造物である山崎ウイスキー館では、多彩な原酒のつくり分けや、長期熟成に耐えうる原酒のつくり込みについての展示を充実させている。
また、原酒も楽しめるテイスティングラウンジには、同蒸溜所で稼働していたポットスチルを再利用したバーカウンターをはじめ、原酒ボトルに向き合うスタンドテーブル、窓の外に広がる“杜”を眺めるローチェアなどを設置し、より贅沢な気分でジャパニーズウイスキーを嗜める空間を提供する。
山崎蒸溜所ものづくりツアー/ものづくりツアープレステージ
日本を代表するシングルモルトウイスキー「山崎」が生まれる過程を見学しながら、その場所でしか感じられない香りや温度を五感で体感できる「ものづくりツアー(80分・3,000円/人)」。お楽しみのテイスティングでは、「山崎」はもちろん、希少なモルトウイスキー原酒なども楽しめる。
「ものづくりツアープレステージ(120分・10,000円/人)」では、さらなる深部まで潜入し、ものづくりの真髄に迫ることができる。また、ティスティングメニューには、2003年に世界的な酒類コンペティション「ISC(インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ)」にて金賞を獲得した「山崎12年」も加わる。
オトナの社会科見学を終えた後は、彼女と一緒に街へ繰り出して、ゆっくりと“二次会”を楽しむのも悪くないだろう。
サントリー山崎蒸溜所
所在地:大阪府三島郡島本町山崎5-2-1
アクセス:JR東海道本線「山崎駅」より徒歩10分、阪急京都本線「大山崎駅」より徒歩10分
(zlatan)
※価格はすべて税込