YAMATO Hotel & Residenceが運営する、別荘サブスクリプションブランド「Village X(ヴィレッジエックス)」。

同施設は来年初頭より、関東圏の郊外エリアの4拠点、軽井沢・河口湖・館山・湯河原にて、サービス開業を予定する。

都心の郊外で頑張らなくていいリゾートを楽しむ

「Village X」は、都市生活者が気軽に別荘生活を日常化する「頑張らなくていいリゾート」を目指す新しい別荘サービスだ。

月額の定額料金で、都心から片道90分程度の好アクセスな立地にある拠点を、自由に選んで滞在できる。来年初頭に、軽井沢・河口湖・館山・湯河原が立ち上がり、5年以内には日本全国に30拠点の設立を目指すという。

「Village X」では、都心から車で90分の選定エリアを「都心の郊外」と呼び、大自然でもなく、大都会でもない、適度な自然と適度な都市性をもった場所と定義づける。

そこは、都会に住み慣れた人が、気軽に通える自然であり、拠点の近所にはスーパー・レストランなど生活圏が存在する「頑張らなくていい」場所だ。

会員登録へのファーストステップにあたるウェイティング登録受付は、11月に開始する予定という。

キッチン・ワークスペース・高速Wi-Fiなどを完備するVilla

「Village X」が展開する、Villaは2タイプ。仕事・休息・食事の3点が不便なく行える「生活の基本」要素を満たした滞在空間設計だ。一人でもグループでも過ごせる、快適なプライベート空間を提供する。

「Model A シャワータイプ」は、収容人数が最大4名、広さは室内40.5平米+テラス9.6平米。

「Model B ビューバスタイプ」は、収容人数が最大4名、広さは室内40.5平米+テラス9.6平米となる。

別荘・ホテルとは異なる手軽に始めるサブスク別荘

一般的な別荘は、初期費用・運営費用が高く、所有する拠点が限定してしまう。日本では、約0.7%しか別荘を所持しておらず、別荘を利用する平均日数は年間わずか30日未満といわれる。さらに、家自体の維持費もかかり、老朽化のうえ、手放されるケースも見られる。

一方でホテルや民泊は、繁忙期における予約困難や価格高騰などの弱点がある。そのような中で、ホテル・民泊の良さと別荘の良さを融合し、双方の課題を補完したのが「Village X」だ。

そして、コロナ禍においてより多様な生活様式の需要が高まる現在、自分の時間を確保する場所として、第2の仕事場所として、ユーザーの希望する目的に合わせて使うことができるのが嬉しい。

「Village X」では、30泊程度利用できるように会員上限数の制限を行なっている。会員数の上限に達し次第、ウェイティングリストに追加される。

同施設の料金プランは、サブスクリプション会費として、スタンダードプランが月額70,000円(税込)、プレミアプランが月額120,000円(税込)となる。

また、開業応援キャンペーンとして、開業初年度に会員登録をしたユーザーをファウンディングメンバーとして、通常のスタンダードプランを月額52,500円(税込)で永年利用できる割引価格を設けている。

何度も通うことで、単なるゲストではなく、その街とともに共存できる状態を理想とするという「Village X」。豊かなライフプランを実現するために、通うほどに故郷のような愛着と快適性を実現できる同施設を利用してみてはいかがだろう。

Village X(ヴィレッジエックス)

(高野晃彰)