ナポリが、アントニオ・コンテ氏の招へいに失敗したようだ。
昨季は33年ぶりにセリエAを制したナポリだが、ルチアーノ・スパレッティ氏が今夏に退任。その後任としてローマなどをを率いたリュディ・ガルシア氏を任命したが、8日に開催されたセリエA第8節のフィオレンティーナ戦では1-3の完敗を喫するなど、現在は5位に位置している。
そのなかで、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長はコンテ氏と長時間に渡って直接交渉を行ったとのこと。だが、イタリア人指揮官は新たなチャンスを待つことを選択したことから、話し合いはポジティブなものではなかったようだ。
なお、今年3月にトッテナム・ホットスパーを解任されて以降、フリーの状況が続いているコンテ氏は「私には重要なクラブとの繋がりがあるが、今のところ計画は待って、家族と楽しむことに変わりはない」と家族との時間を優先するとコメントを残したようだ。