もっと厳密に言うと腕10本

(画像=『FUNDO』より 引用)
イカの足がほとんど手と変わらない動きをすると先ほど触れました。やっぱり思った通りで、イカの足は厳密に言うと「腕」になるそうです!
私たち人間も本来は4本足の生き物ですが、誰も腕のことを前足と呼ばないですよね。それと同じような感覚で、動物的には足なのですが習慣的に腕と呼ぶそうです!
腕10本中2本が触腕
先ほど紹介した通り、イカには「触腕」という腕が2本あります。
この触腕は特別で、普通の腕と違い伸び縮みさせることができ、獲物を捕まえるのに大きく役立っています。一概に腕10本と言ってもみんな同じではありません。
触腕がない種類もいる

(画像=出典:YouTube,『FUNDO』より 引用)
イカの中には触腕を持たない8本足のイカもいます。
タコイカやヤツデイカの仲間などがそうで、子どもの頃は10本足ですが成長とともに無くなってしまったり、産卵を終える頃に切れてしまったりするそうです。触腕は絶対に必要というわけではないということですね。
足の中の1本に生殖器

(画像=『FUNDO』より 引用)
そしてこれまたびっくりですが、オスのイカの足の中の1本は生殖器があるそうです!
足の先端にあるこの生殖器は「交接椀」と呼ばれ、メスに授精をする際に切れてしまいます。しかし心配は要りません、時間が経つとまた生えてくるそうです。