ジャイウソン 写真:Getty Images

 ブラジル1部パルメイラス所属のブラジル人MFジャイウソンに、Jリーグクラブが関心を寄せている模様。今季終了後にフリー移籍の可能性が現地で報じられている。

 現在28歳のジャイウソンは、右利きの守備的MF。2018年9月から2シーズンにわたりトルコ1部フェネルバフチェでプレー。2020年9月から翌年12月まで中国1部・大連に在籍。ただ大連時代は公式戦わずか6試合の出場。新型コロナ感染拡大によるビザ問題により、2021シーズンは全試合でメンバー外だった。

 そして大連退団後はパルメイラスでプレーも、膝の靭帯損傷により昨年5月から長期離脱。2022シーズンの大半を棒に振ると、今季もここまでブラジル1部リーグで26試合中5試合の出場。ボランチの競争相手であるMFダニーロが今年1月にプレミアリーグ(イングランド1部)ノッティンガム・フォレストへ移籍したものの、厳しい立場に置かれている。

 ブラジルメディア『NOSSO PALESTRA』によると、パルメイラスとジャイウソンの契約期間は今年12月までであるが、クラブは契約更新をしない方針。選手サイドもクラブ側の意向を受け入れており、すでに米国、メキシコ、サウジアラビア、日本国内のクラブから連絡が届いているという。

 フェネルバフチェ時代にUEFAヨーロッパリーグの舞台でプレーしたほか、昨年2月開催のFIFAクラブワールドカップでもピッチに立ったジャイウソン。復帰後、出場機会に恵まれていないとはいえ、どのJリーグクラブが同選手の獲得に動いているか気になるところだ。