成果報酬型のアフィリエイト・サービス「afb(アフィビー)」の開発運用をおこなう株式会社フォーイットは、全国の10代~60代までの男女500人を対象にステルスマーケティングに関するアンケートを実施しました。

ステマとは?

ステマは、ステルスマーケティングの略称。インフルエンサーなどに依頼したり、事業者が第三者を装ってECサイトに高評価を付けたりするなどして、消費者に広告だと気づかれないように商品を宣伝をすることです。

10月1日(日)から商品・サービスを供給する事業者(広告主)がステマを行うと景品表示法違反となり、これまで以上に注意する必要があります。

ステマを知っている人は40%


引用:「afb(アフィビー)」

「ステマ」という言葉はまだ全員が分かるほどの言葉ではないようです。ステマの認知度について質問したところ、「知っている」と回答したのが40.7%でした。

これは「聞いたことがある」と回答した人の割合とほぼ差はない結果になり、現時点では「ステマ」という言葉の意味をはっきり理解して使っている人はあまり多くないのかもしれません。

性別や年齢でも認知度の差が

この調査ではステマの認知度の質問の回答を男女別や年齢に分けた結果を発表しています。そこから性別や年齢によってステマの認知度が変わっているのが分かります。

男女別


引用:「afb(アフィビー)」

男性の方がステマに関して興味があるのかもしれません。男女別でステマを知っていると回答したのは男性が47.6%、女性が34.0%でした。

年齢別


引用:「afb(アフィビー)」

年齢別では「知っている」という回答をもっとも集めたのは30代の52.0%でした。

しかし、20代、40代の差は3%しかない状態であり、50代の回答状況から考えると「ステマ」という言葉は20代から40代の人たちに対して理解されやすい言葉になっています。

10代が21.7%が「ステマ」を知っているという回答になり、50代の人たちよりも割合は低い結果になりました。

これは、まだ自分たちが受けている情報が「ステマ」と分からずに受け取っているということもあるかもしれません。