目次
読者の心に刺さる! おすすめポイント
①「才能」について
②「人生」という物語について
③「等身大」について
本を読む楽しみ、それは…
僕が読んで本当に読んでよかった本は、高橋歩さんの『自由人の脳みそ』。この本と出会ったのは、読書を始めて約1年後の23歳の時だったと思います。以前から表紙がとても気になっていたので、読んでみることにしました。

読んでいる最中、かつてないほどの衝撃を受け、「こんな考え方の人もいるんだ」と深い感銘を受けたことを今でも覚えています。
今回は『自由人の脳みそ』の概要や見所などを紹介しますが、確実にみなさんにオススメできる一冊なので、ぜひ実際に読んでみてください。
【コーディネーター:じゅんじゅん】
月に30冊の本を読み、これまでに読んだ書籍の数は2,500冊以上にものぼる。“本のソムリエ”としても活躍しており、Instagramでは自身が感銘を受けた書籍をテーマ別に紹介している。このほかにも、本を切り口にしたコミュニティを作ったり、Instagramのコンサルティングを行なったりと活躍の幅を広げている。
読者の心に刺さる! おすすめポイント
①「才能」について

この言葉が、自分には刺さりました。自分はずっと「自分は人見知りだからできない」「自信がないから無理」と言い続けた人間です。ただ単にやっていなかっただけだと今なら思います。
「できるか」「できないか」ではなく「やってみたいか」「やりたくないか」を、今とても大切にしています。自分の人生を支える一つの大切な言葉となっています。
②「人生」という物語について

今しんどいなと思うタイミングは、誰にでもあると思います。かつての僕もそうでしたが、本に書かれた言葉を読み、「客観的」に自分を見ることができるようになりました。
「もし辛い経験が仮に5年続いたとしても、人生平均年齢80歳としたら米粒みたいなものじゃん」と前向きに考えるきっかけになりました。
例えば、映画。何もない平坦な道のりだけの映画を見て感動するのでしょうか。しんどい時とうまくいっているストーリーがあるから面白いし、感動すると思います。人生も一つの映画と考えてみてとても新鮮な発想でした。
③「等身大」について

今の自分は、目標を持って努力できているのか? 結果を出し続けている人は、人が見ていないところで必ず努力をしている。だから成果を出し続けることができます。僕も本の発信のおかげで、たくさんの素敵な人と出会うことができました。
皆さんに共通しているのは「人としてとても魅力がある」ということ。素晴らしい共通点だと思います。僕も努力をして素敵な人になっていきたいと思う支えとなっている言葉です。
本を読む楽しみ、それは…
自分の人生の支えとなる素敵な言葉を見つけることだと思っています。しかも、様々なジャンルの素敵な言葉があれば、より一層いいと思います。だからこそ、自分の興味のないジャンルの本でも読んでみてほしいです。
興味のないジャンルの本を探すのは、なかなか難しいことかもしれません。そんな時にオススメなのが、自分の仲のいい友達で、本を読む人がいればその人に聞いて見ることです。
いきなり自分が尊敬する人に会うことは、難しいかもしれません。しかし、本なら1,500円ほどの金額で尊敬する人の考え方や行動を学ぶことができる。本が1番安価で試しやすい自己投資だと本気で思っています。本は、筆者の約10年分の成功体験や失敗体験を含めて書いてあります。
新しいこと取り組みたいと思った時なら、いろんなジャンルの本を10冊ほど読めば共通点も出てくると思います。ぜひ、今日の1冊が新しい本を読むきっかけになればとても嬉しく思います。
タイトル:自由人の脳みそ 【仕事も夢も遊びも、自由に、自分の好きなように楽しむための38の考え方】
出版社:A-Works
著者:高橋 歩
価格:1,540円(税込)※Kindle版