高級仕立服のオートクチュールにインスパイアされた、メルセデス・マイバッハSクラスの特別仕様車「オート ヴォワチュール」が日本デビュー。専用の2トーンペイントやクリスタルホワイトの内装色などを採用して洗練された最上のラグジュアリーを演出。販売台数は世界限定150台のうちの3台限定
メルセデス・ベンツ日本は2023年9月29日、メルセデス・マイバッハSクラスの特別仕様車「オート ヴォワチュール(Haute Voiture)」をラインアップし、同日から10月17日の期間で予約注文の受付を開始すると発表した。車両価格は6300万円の設定で、販売台数は世界限定150台のうちの3台限定。販売台数以上の申込みがあった場合には抽選を実施する。ユーザーへの納車は、本年10月以降を予定している。

今回の特別仕様車は、デザイナーが顧客のために完全オリジナル衣装をデザインする高級仕立服のオートクチュール(Haute couture)に着想を得て、メルセデス・マイバッハが持ちうる最高の技術とデザインによって“洗練されたラグジュアリー”を最も純粋な形で表現したことが特徴である。

ベース車はパワートレインに“M279”5980cc・V型12気筒OHC直噴ガソリンツインターボエンジン(最高出力612ps、最大トルク900Nm)+9G-TRONIC(電子制御9速AT)+4MATIC(4輪駆動システム)を採用するメルセデス・マイバッハS680 4MATIC。外装色は煌めくライトローズゴールドメタリックとシックなノーティックブルーメタリックを組み合わせた専用2トーンペイントで仕立て、ここに専用ノーティックブルーペイント20インチディッシュアルミホイール(鍛造)を装着して、上質かつ華やかなエクステリアを創出した。


インテリアに関しては、ディープシーブルーパイピング入りの専用クリスタルホワイト(ナッパレザー仕様)内装を配するとともに、ローズゴールドのアクセントを随所に施した専用オパールホワイトのインテリアトリムや、スリーポインテッドスターを模したアクセント入りのクリスタルホワイト(ナッパレザー仕様)のルーフライナー、ブークレ素材のファブリックを配したドアトリム/マイバッハロゴ入りヘッドレスト/追加クッションを採用して、ラグジュアリーで個性的なキャビン空間を実現。専用センターコンソールにはHaute Voitureロゴ入りシリアルプレートを配備する。また、Haute Voitureバッジ付リアドアパネルや専用フロアマット、Burmesterハイエンド4Dサラウンドサウンドシステム、左右独立リアシート、クーリングボックス、後席格納式テーブル、シャンパングラス(ローズゴールド、2脚)、MANUFAKTURレザーパッケージ、ハイエンドインテリアパッケージを標準で採用。さらに、専用ギフトボックスとHaute Voitureロゴ入りインドアカバーを特別装備した。






なお、メルセデス・ベンツ日本はオート ヴォワチュールの実車をブランド情報発信拠点の「メルセデス ミー東京」にて本年9月29日から10月17日まで特別展示している。

提供元・CAR and DRIVER
【関連記事】
・「新世代日産」e-POWER搭載の代表2モデル。新型ノートとキックス、トータルではどうなのか
・最近よく見かける新型メルセデスGクラス、その本命G350dの気になるパワフルフィール
・コンパクトSUV特集:全長3995mm/小さくて安い。最近、良く見かけるトヨタ・ライズに乗ってみた
・2020年の国内新車販売で10万台以上を達成した7モデルとは何か
・Jeepグランドチェロキー初の3列シート仕様が米国デビュ