コーヒーの祭典「TOKYO COFFEE FESTIVAL(TCF)」が復活。国連大学中庭のイベント会場にて、10月21日(土)・22日(日)に開催予定だ。

同イベントでは東京を中心に、各地から50店舗以上ものコーヒーショップが集まる。また、コーヒーだけでなく小冊子“ZINE”によるカルチャーの紹介やDJ・ライブによる60年代を彷彿させるジャズ音楽などが楽しめる。

「TOKYO COFFEE FESTIVAL」が4年ぶりに開催される

4年ぶりに開催の開催となるTCFだが、今回は国内外18地域からショップが集まる。

テーマは“JAZZ KISSA is the Origin of Craft Coffee Shops in Japan.”で、日本のジャズ喫茶をコンセプトとした。

コンセプトはジャス喫茶

同イベントでは、現在のコーヒーカルチャーの原点とも言える60年代以降のジャズ喫茶と、それらにインスパイアされたチルドレンによるコーヒーシーンの再確認を行う。

例えばアメリカ西海岸発祥の「Blue Bottle Coffee」の創始者、ジェームス・フリーマン氏は日本の喫茶シーンの影響を受けており、実は1杯のコーヒーを丁寧にドリップする喫茶由来のカルチャーは世界に広がっている。

コーヒー以外にも多彩なコンテンツを用意

同イベントはコーヒー以外にZINEの発行や飲み比べセットの販売、音楽などさまざまなコンテンツを用意している。また、会場では他にもスイーツやフード、生活雑貨などのグッズも販売される。

ミニマグとジンのセットを販売

さまざまな店舗のコーヒーを飲み比べられるミニマグカップとイベントのビハインドストーリーをまとめたZINE、コイン5枚が付いた「飲み比べセット」を販売する。ミニマグカップは約90mlが入る、陶器で作られた口当たりの良いカップで、単品での購入も可能。

なお、価格はミニマグが1,100円、飲み比べセットが2,500円だが、「飲み比べセット」については事前注文をすれば15%OFFの2,125円で購入できる。

「飲み比べセット」に付くZINEは、今回のフェスのビハインドストーリーをまとめて7インチレコードサイズに仕上げたもの。ジャズ喫茶文化の基盤を作った、現存する名店「DUG」や、同店に影響を受けた東京のジャズ喫茶、そして国内外に多くのファンを持つ岩手・一ノ関の「ベイシー」に取材をし、紡がれるジャズ喫茶の歴史と、今も人々を魅了する理由を紐解く。

なお、ZINEは発行部数分がなくなり次第終了となるので、読みたい人は「飲み比べセット」を事前注文しておこう。当日の入場もスムーズになる。

DJやライブで音楽を楽しめる

当日は中庭中央のテントにDJブースを設置。JAZZ音源のBGM再生や、DJプレイ、アーティストによるライブでジャズを楽しめる。

ライブタイムテーブルは後日発表なので続報を待ってほしいところだが、現在はDJ weaselさんの登場のみ発表されている。DJ weaselさんはブラックミュージックを基盤にした、浮遊感とグルーヴを感じる選曲が特徴のDJだ。

コーヒー以外にも楽しめる要素が盛りだくさんのTCF。コーヒー好きの友達やパートナーと行ってみよう。

TOKYO COFFEE FESTIVAL
会期:10月21日(土)・22日(日) 10:00~16:00
会場:国際連合大学中庭
所在地:東京都渋谷区神宮前5-53-70

(Mayu)

※価格は全て税込