10月12日に発売されることが明らかになった「Google Pixel 8」シリーズ。iPhone 15シリーズが活況に沸くなか、人気ブランドの新作登場により、その盛り上がりはさらに高まることだろう。しかし、日本市場においてはiPhone、強いてはAppleのブランド力は群を抜いており、世界のGoogleを看板にもつPixelシリーズではやや分が悪いか。そのような折に、Google Pixel 8シリーズに“強力な援軍”がやってきた。AndroidスマホのOSのニューバージョン「Android 14」が正式リリースされた。

新OS「Android 14」の機能は? 細かなカスタマイズにより使いやすさUP

「Android 14」正式リリース、Androidスマホはどう変わる? – 注目は「AI壁紙デザイン」
(画像=近未来感がただよう「Android 14」の公式サイト(画像は「Android」公式サイトより引用)、『オトナライフ』より 引用)

OSにAndroidが搭載されているスマホは、Google PixelをはじめGalaxy、SONYのXperiaなど多岐にわたる。それゆえに、非iPhoneユーザーにとっては吉報といえる。新OSはGoogle Pixelで先んじて利用でき、その後、GalaxyやXperiaなどの各種スマホにされる予定となっている。

「Android 14」の公式サイトを見ると、非常に幅広く機能が実装されていることがわかる。なかでも、目を引くキーワードが「もっと自分らしく」だ。ディスプレイをモノクロ調に変更可能で、落ち着いたトーンは長時間スマホを利用するユーザーにとっては、視覚的なやすらぎになるかもしれない。日本においては、極彩色美しいディスプレイが人気を集める一方、モノクロは“エモい”要素として受け入れられるだけに、この機能目当てに、若年層が利用する可能性は十分にある。

ロック画面もユーザーの希望するものにカスタマイズしやすくなり、カスタマイズピッカーを使えば、ロック画面上の時計や天気、Google Homeアプリのショートカットキーなどのコンテンツを簡単に切り替えることができる。さらに、ロック解除は6桁のPINコードを入力するだけで自動解除される。決定ボタンを押す、というひと手間が減るだけだが、その小さな工夫がユーザビリティを向上させるということだろう。

サイトの視認性や操作性の権威であるGoogleの判断なだけに、快適さを左右するか否か、Google Pixelユーザーは一度、試してほしい。