旗手怜央 写真:Getty Images

 サッカー日本代表「森保ジャパン」のMF旗手怜央は先日、スコットランド1部セルティックと契約延長で合意。ブレンダン・ロジャーズ監督との関係に注目が集まる中、本人が契約延長に応じた理由を語っている。

 旗手は昨季、アンジェ・ポステコグルー前監督のもと中盤のレギュラーとして活躍していたが、今季はスコットランド1部リーグ戦開幕から2試合続けて途中出場。ロジャーズ監督が「レギュラー白紙」を強調する中、スコットランド1部リーグ第2節アバディーン戦での負傷により戦線離脱を余儀なくされていた。

 しかし先月16日のスコットランド1部リーグ第5節ダンディー戦で復帰した後は、公式戦5試合連続スタメン出場で2ゴール1アシストをマーク。ロジャーズ監督からの信頼を得ると、先月29日にセルティックと新たに2028年6月までの複数年契約を結んだ。

 英紙『デイリーレコード』によると、旗手はセルティックと契約延長した理由について、以下のようなコメントを残したという。

 「年俸が上がったからですね。もちろん冗談はさておき、ロジャーズ監督と何度も将来の計画について何度も話しましたが、僕は監督の考えに納得しています。この監督のもとで自分自身成長できると思ったのが決め手ですね」

 また今季開幕当初、スタメンに抜てきされなかったことについて「決して良い時ばかりではありません。時には落ち込んでしまうこともありますが、這い上がるためにはハードワークしなければいけません」と語るなど、ロジャーズ監督との間に問題がないことを強調した。