アカメがヒット
暗くなってからボラの回遊があり、鮮度の良いボラをゲット。早速エサを替えて投入する。
ボラを泳がせて釣る(提供:週刊つりニュース中部版APC・白村つとむ)
現場で知り合った愛知の人と談笑をしていると、いきなりドラグが勢いよく鳴り始めた。「アカメだ!」。ゆっくりと体勢を整え、ロッドを握る。
アカメの走る方向を確認すると船がある。その下へと向かっていた。もう時間がない。少し早いがここでアワセに入ることを決意。思いっきりアワせる。立てアワセの後、引きアワセも含め7回はアワセを入れた。
アカメの口はとても硬く、何度アワせても足りないくらいなのだ。ファーストランはその重量感から恐ろしいほど強烈。障害物もあるため強引に止めるが、フルロックのドラグからラインが引き出される。恐ろしくもあり、興奮度マックスの最高の瞬間だ。
1m超えのアカメをキャッチ
水面を割り、その巨体が姿を現す。愛知のアングラーにサポートしていただき、無事タモに収まった。その巨体に見とれながらも、アカメは弱いので手早く撮影を済ませリリース。数年かけて、感動の1匹を手にすることができた。サイズは1m5cm。超巨大アカメとはいかないが、初アカメがメーター超えは十分満足である。
1m超えのアカメを手中(提供:週刊つりニュース中部版APC・白村つとむ)
翌日は現地の友人と居酒屋で祝杯。最高の旅となった。一度ロマンあふれるアカメ釣りに挑戦してほしいと思う。
▼交通 名古屋からは東名阪、新名神、明石大橋経由で淡路島を通り徳島自動車道、高知自動車道から南国ICへ。所要時間は7時間程度。
ノマセ(泳がせ)釣りの手順と釣り方を徹底解説 サビキで小魚釣れたら高級魚リーチ?
【初心者必見】アジの泳がせ釣り仕掛け3選 エサの付け方から竿の選び方まで徹底解説
【ハゼをエサにした泳がせ釣り】のススメ 仕掛けや釣り方を解説
<週刊つりニュース中部版APC・白村つとむ/TSURINEWS編>
▼この釣り場について
浦戸湾
浦戸湾
この記事は『週刊つりニュース中部版』2023年9月29日号に掲載された記事を再編集したものになります。