「聴く本」と呼ばれるオーディオブックは、書籍を読み上げてくれるコンテンツのことをいいます。満員電車のなかや会社に向かう途中でも聴けるため、時間を効率的に使いたい社会人に向いているといえるでしょう。

ナイル株式会社が運営するスマホやアプリにまつわる情報サイト「Appliv TOPICS」が、9月13日(水)~9月20日(水)、オーディオブックに関するインターネット調査を行いました。調査に回答したのは、15〜69歳の男女1,940人です。

※本アンケート結果は小数点以下任意の桁を四捨五入しています。合計が100%にならない場合があります。

20%の人がオーディオブックの利用経験あり

「オーディオブックを日常的に利用している」と回答した人は8.51%、利用したことがある人は11.80%です。そもそもオーディオブックがどういうものか知らない人が多く、その数は43.61%となりました。

全体的にみると、オーディオブックの利用経験者は約2割にとどまり、まだまだ浸透していないコンテンツといえるでしょう。

年代別に利用の有無をみていきましょう。最も多くオーディオブックを日常的に利用している世代は、20代で18.18%、次いで30代の13.33%、10代の9.09%です。

20代の約65%はオーディオブックがどういうものかを知っており、「利用したことがある」を合わせると利用経験者は39.09%という結果になりました。20代以外をみると、10代21.51%、30代23.63%、40代16.16%と、利用経験者は少ない印象です。

利用率の高い20代はビジネスに興味がある

オーディオブックを一番利用している20代は、どのようなジャンルを聴いているのでしょうか。「日常的に利用している」と回答した165人に質問したところ、「ビジネス」が91人と最多であることがわかりました。続いて「文学・小説」87人、「自己啓発」81人、「ライトノベル」71人となります。

さらに利用者のオーディオブックサービスを尋ねたところ、1位はAmazonが運営する「Audible(オーディブル)」が99人でした。そして、株式会社オトバンクの「audiobook.jp」76人、シマラヤジャパン株式会社の「ヒマラヤ」があとに続きます。

調査概要

調査方法:インターネット調査

調査期間:2023年9月13日~9月20日

調査委託先:株式会社ジャストシステム

調査対象:15~69歳男女

サンプル数:1,940人



年齢

15~19歳:330人

20~29歳:330人

30~39歳:330人

40~49歳:323人

50~59歳:303人

60~69歳:324人



性別

男性:964人

女性:976人

出典元:Appliv TOPICS

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