リバプール MF遠藤航 写真:Getty Images

 8月18日にブンデスリーガ(独1部)VfBシュツットガルトからプレミアリーグ(英1部)リバプールに完全移籍した日本代表MF遠藤航が、ドイツとイングランドのスタイルの違いについて語っている。

 これまで全公式戦(プレミアリーグ、EFLカップ、UEFAヨーロッパリーグ)で8試合(305分)に出場してきた遠藤。9月28日に行われたEFLカップのレスター・シティ戦では、ハンガリー代表MFドミニク・ソボスライのゴールをアシストした。

 そんな遠藤は「ドイツのチームは守備のときに後ろへ下がるのを好むけど、リバプールでは常に高い位置からプレスをかける。それが大きな違い」と前所属リーグとのチームスタイルの違いについてコメント。また、サッカースタイルについても「ここは速くて強い。イングランドの激しさやフィジカルはドイツとはまったく違う」と発言したことが、英紙『リバプール・エコー』で伝えられた。

 また、その上で遠藤は、現時点うまく環境に適応しているようだ。

 「でも今は順応できていると思う。先週、ようやく妻と子どもたちと合流でき、生活も普通に戻りつつある。それが僕にとって一番大事なことだ。今はプレーしているとき、より快適に感じている。また、他の選手たちも私のことをよく理解してくれている。気分はだいぶ良くなりました」

 代表ウィークが明けた10月21日、プレミアリーグでリバプール対エバートンのマージーサイドダービーが行われる。この重要な一戦で遠藤の出場はあるのか。注目したい。