明治安田生命J1リーグ・セレッソ大阪所属DF毎熊晟矢は、先月12日の国際親善試合トルコ戦で日本代表デビュー。今月も森保ジャパンに招集されたが、森保一監督からの指示に対する反応、それに指揮官の目の前でプレーすることの難しさを語っている。
同選手は2021シーズン終了後にV・ファーレン長崎からC大阪へ完全移籍すると、C大阪加入1年目は主に右サイドハーフでスタメン出場。ただ今季は本職の右サイドバックでリーグ戦ほぼ全試合スタメン出場。C大阪でのパフォーマンスが評価されてA代表入りを果たすと、トルコ戦ではボール奪取からドリブルで駆け上がり、FW中村敬斗(スタッド・ランス)のゴールをアシスト。一方で前半終了間際に自らのファウルによりフリーキック(FK)を献上。このFKから失点するなど、守備面での課題を露呈している。
そんな毎熊は先日、『ABEMAスポーツタイム』の特別企画として日本代表OBの槙野智章氏と対談。トルコ戦での出来事について、以下のようなコメントを残している。
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槙野氏「(前半43分にファウルをするシーンで)森保監督から『マイク負けるなそこ!』とゲキが飛んでいたけど…」
毎熊「今初めて知りました」
槙野氏「森保監督のいるベンチ前でサイドの選手がプレーするのはどう?個人的には前半、ベンチ前でプレーしたくないなと思うことがあった」
毎熊「ちょっとありますね」
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今年11月に開幕するFIFAワールドカップ北中米大会アジア2次予選、来年のAFCアジアカップを前に、初めての国際舞台で結果を残した毎熊。森保監督と綿密なコミュニケーションをとる必要があるとはいえ、カナダ戦やチュニジア戦での活躍が期待される。