ついている場所は常に表層

この夏のパターンとして、といってもすでに終わりつつあるかもしれないが、泉南の夕刻から夜の魚はほとんど表層についている。ゼロカウントとも言っていいような水深で、スロージャークに反応がいい。日没前後のサバやアジもそうだ。

何の参考にもならないかもしれないが、昨年はボトム上のワインドからどんどんレンジが上がってきていたので、真逆ともいえる。昨年のパターンが何の参考にもならないということは、参考になるかもしれない。

ライトゲームではメバルがいくつか釣れた。サバが触るが、アジはまったくこない。この触るだけのサバ攻略法はそろそろ考えないと、フラストレーションで死んでしまいそうだ。

陸っぱりルアータチウオ釣りで執念の1尾【大阪】ベイト不在ゆえの苦戦か?泉南の小メバル(提供:TSURINEWSライター井上海生)

ちなみに筆者の帰りがけに、ウキ師が1本上げるのを見た。それ以外はどうやら皆無だったようで、やはりどんな釣り方を辛抱強くしても厳しい状態なのだなと思う。しばらくタチウオはお休みになるだろう。しかしそうなるとこの時期、夜の釣り物がちょっと楽しくなくなる。私も次の満月周りまでは、湾奥でシーバスでも探そうかと思う。

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<井上海生/TSURINEWSライター>