インテルが、ニースに所属するフランス代表MFケフラン・テュラム(22)の獲得に興味を示しているようだ。イタリア『カルチョ・メルカート』が伝えた。
今夏にボルシア・メンヒェングラートバッハを契約満了に伴い退団したフランス代表FWマルクス・テュラムを5年契約で獲得したインテル。同選手はここまでのセリエA7試合に出場して2ゴール6アシストの数字を残しており、アルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスと強力2トップを形成している。
そのなかで、インテルはマルクスの弟であるケフランにも注目しており、今季終了後に契約満了を迎えるアルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンの後継者だと考えている模様。ただ、同選手にはテュラム兄弟の父親であるリリアン・テュラムがプレーしたユベントスも興味示しており、移籍金は2500万ユーロ〜3000万ユーロ(約39億5000万円〜約47億円)とみられている。
バルセロナやユベントスで活躍した元フランス代表DFのリリアン・テュラム氏を父に持つケフランは、モナコでプロデビューを果たすと、2019年夏にニースへ移籍。アグレッシブなプレースタイルと恵まれたフィジカルが売りの守備的MFで昨季は公式戦48試合で2ゴール8アシストを記録した。