カンボジアサッカー連盟(FFC)は10月6日、公式Facebookページ通じて、同国1部プノンペン・クラウンFC所属の日本人MF小川雄大(27歳)をカンボジア代表に招集したと発表した。
小川雄大は、神奈川県川崎市出身。幼少期に山梨県に移住し、高校は山梨学院高に入学。同校のエースとして、全国高校選手権でも活躍した。高校卒業後にFC岐阜に入団。
2017年にはポーランド4部のヴィジェフ・ウッチに移籍して海外初挑戦。2018年から活躍の場をカンボジアに移し、国防省FC、日系のアンコール・タイガーFCを渡り歩き、2021年から同国の強豪プノンペン・クラウンFCに所属。プノンペン・クラウンでは、リーグ2連覇(2021、2022)に大きく貢献し、2022シーズンはリーグMVPにも輝いた。
本田圭佑GM(ゼネラルマネージャー)兼 実質監督が退任したカンボジア代表は、アルゼンチン人のフェリックス監督のもと、FIFAワールドカップ・アジア1次予選に向けて準備を進めている。カンボジアはホーム&アウェイで行われる同1次予選で、パキスタンと対戦。1戦目はホームで10月12日、2戦目はアウェイで10月17日に開催される。