レアル・マドリードを率いるカルロ・アンチェロッティ監督が、クロアチア代表MFルカ・モドリッチの去就について言及した。スペイン『マルカ』が伝えた。
2012年夏にトッテナム・ホットスパーからマドリードに加入以降、チームの心臓としてラ・リーガ制覇やUEFAチャンピオンズリーグ(CL)3連覇などクラブのタイトル獲得に寄与してきたモドリッチ。昨季も公式戦52試合で6ゴール6アシストの数字を残すなど、衰えのないパフォーマンスを見せた。
そんなモドリッチは今夏にサウジアラビアからの巨額オファーを拒否してマドリードに残留したものの、イングランド代表MFジュード・ベリンガムの加入もあり、出場機会が減少。インテル・マイアミから関心も伝えられるなかで、イタリア人指揮官はモドリッチの現状について説明した。
「彼は1月に去るつもりはない。私は毎日、モドリッチと会うから毎日話しているよ。彼はずっとプレーしてきたから、プレーできないことに満足していないのは明らか。でも、彼はまだチームに何かをもたらすことにワクワクしている。モドリッチがドレッシングルームにもたらすことは他の誰にもできない。チームメイトにとって彼は基本的な存在だ。彼がプレーしないときは、モドリッチやモドリッチを愛する人々、ファン、チームメイト、監督にも影響を与える」