ラツィオ所属のMF鎌田大地は、今月に行われる国際親善試合の日本代表メンバーから落選。しかし4日開催のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第2節セルティック戦でスタメン出場しているだけに、ネット上では森保一監督の説明に対する疑問の声が沸き起こっている。
森保一監督は今月4日、MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2023 カナダ戦とキリンチャレンジカップ2023 チュニジア代表にむけての代表メンバーを発表。MF久保建英(レアル・ソシエダ)など欧州組が大半を占める中、SCフライブルク所属MF堂安律と鎌田をメンバーに入れなかった理由を聞かれると「メディカル間、チームとも確認をとった中で、コンディション不良ということで招集を見送っています」と説明していた。
その鎌田はセルティック戦で公式戦4試合ぶりに先発出場。日本代表FW古橋亨梧、FW前田大然、MF旗手怜央との日本人対決が実現しているだけに、この一戦に対する注目度は高い。
ただ一方で、X(旧ツイッター)上では「コンディション不良とか言っていたのに、鎌田今日のCLスタメンなのか」「森保監督の説明は本当なの?」などと疑問の声が。「ラツィオからの要望で見送られのかな」といった憶測も飛び交っている。
昨年のFIFAワールドカップ・カタール大会(カタールW杯)で活躍した鎌田は、W杯後も攻撃陣に欠かせない選手として活躍。先月9日開催の国際親善試合ドイツ戦でも先発出場していただけに、森保ジャパンにおける序列低下の可能性が心配される。