名品、定番と聞くと、長らく愛用されてきた普遍的なアイテムを思い浮かべますが、昨今における名品や定番はガラリと変わっています。いわゆる新定番、またの名をニューベーシック。ジャケットにおいては、ラルディーニのニットジャケットがそれにあたります。その理由は、軽くて伸縮性があり、それでいてちゃんと見栄えするミラノリブにあるんです。

一昔前と違い歳を重ねたオジサンたちもカジュアルな装いが一般的になるなかで、ゆるすぎることを許容されたと思い込む方も増えてきた気がします。ですが、リッチなオジサンはさもあらず。リラックス感がありながらも上品に見える着こなしをするべきでしょう。となるとしっかり見えるのにかしこまらないラルディーニのニットジャケットに視線が集まるのは当然のこと。継続してヒットするには裏打ちされた作り込みがあるのです。

魅力01
楽な着心地でいてカジュアルダウンにならない

ニットと聞くとやわらかくフワフワした印象をお持ちの方が多いでしょうが、ミラノリブはさにあらず。ニットの一種ですが、一般的なニットと違い畝が横に走る独特な編み方が特徴。さらに密度を高めて編み上げているので、ニットでありながら適度なハリがあるんです。ラペルの立体感を見れば一目瞭然。だから、伸縮性がありながらもきちんと感があるんですよね。

魅力02
手間をおしまないサイドベントがディナーにも最適

真似は不可能!?ドレス仕様のカジュアル顔「ラルディーニのニットジャケット」
(画像=『J PRIME』より引用)

ニットジャケットはあくまでカジュアル。そうした感覚が一般的ですが、ラルディーニの場合はあくまでドレスを基準にしています。ジャケットの特徴であるベントを省略するブランドが多い中、ラルディーニはちゃんと採用。さらに身幅や袖のも極端にゆとりを持たせることなく、ゆえにその着姿は一見すると布帛のジャケットと見間違うほど。だから、女性とのレストランデートもOK。

魅力03
いやらしさがなく上質で、着心地も備えたこだわりの素材

真似は不可能!?ドレス仕様のカジュアル顔「ラルディーニのニットジャケット」
(画像=『J PRIME』より引用)

素材へのこだわりが強いことで知られるのも、ラルディーニの見どころ。安価なニットジャケットでは耐久性やケアのしやすさから化学繊維をブレンドすることが多いですが、このジャケットにはウールが100%使用されています。天然かつ上質なウールが持つナチュラルな光沢感が、カジュアルな印象の強いニットジャケットにクラス感を付与。女性も思わず触れたくなるってやつです。

魅力04
カーディガンのようなノンストレスな着心地

真似は不可能!?ドレス仕様のカジュアル顔「ラルディーニのニットジャケット」
(画像=『J PRIME』より引用)

ニットながら布帛のようなハリがありキックバックにも優れるミラノリブ。とはいえ、あくまでニットとあって快適な着心地は言わずもがな。そのやわらかな着心地は、カーディガン感覚です。それでいて大見返し仕立てにすることでラペルの立体感をアピールするなど、あくまでもジャケット然とした見栄えにこだわりを。ビジネスで愛用する人が多いのも、そんな理由から。