みなさん、こんにちは!今日は、期間限定で遺跡内入場可能となったボロブドゥール寺院の現地レポート後編です。前編では、現在の状況・チケットの購入方法など詳しく解説しておりますのでそちらも併せてご覧ください。
こちらの後編では、実際に遺跡内へ入場しその内容やボロブドゥール寺院について詳しく解説していきます。インドネシアの魅力を肌で感じる絶好の機会ですのでぜひ最後までお付き合いくださいね。
目次
ボロブドゥール寺院とは
いざ出発!
ボロブドゥール寺院とは

インドネシアのジョグジャカルタ特別州に、世界三大仏教遺跡のひとつとして有名なボロブドゥール寺院があります。2023年6月に天皇陛下もご参拝されたました!!ボロブドゥール寺院はインドネシアを代表する世界遺産の1つであり、その歴史と文化が多くの観光客を魅了しています。
ボロブドゥール寺院は、8世紀頃から9世紀にかけて建設された仏教遺跡です。ユネスコの世界遺産にも登録されており、仏教徒にとって巡礼地として重要な寺院とも言われています。巨大な石造りのピラミッド型構造で、階段状になっており仏教の*三界を表す造りと語り継がれています。近くでみるとすごく細かく彫刻されていて、1,000年以上前にこのような技術があったのか!と驚きを隠せませんでした。
*三界とは・・・煩悩に苦しまされる「欲界」、悟りを追求する「色界」、解脱後の「無色界」のこと。
高さ約32mにも及ぶこの遺跡は、遺跡の中でも世界最大規模の大きさを誇ると言われておりその姿には圧巻です。遺跡内にある石壁に描かれているレリーフ(彫刻)は、ひとつひとつにストーリがあり、「釈迦誕生図」のレリーフが最も有名です。このレリーフを通して釈迦誕生の神話・宗教を学ぶことができます。歴史に興味があるかたは日本語ガイドをつけて詳しく説明してもらうのがいいですよ。
ボロブドゥール寺院は、仏教の宗教的な象徴だけではなく卓越した建築物としても高く評価されています。
いざ出発!

今回は、マノハラホテル(ボロブドゥール寺院内にあるホテル)出発の様子をお伝えします。(ボロブドゥール寺院のゲートとマノハラホテルのゲートは違います。)
遺跡内入場チケットは1時間ごとにグループ分けされております。ボロブドゥール公式ガイドと一緒に出発しますので出発時間の15分くらい前に集合場所へ向かってくださいね。出発時間に間に合わないと入場できなくなる可能性がありますのでお気をつけください。

受付をすませると遺跡を傷つけないように専用のサンダルが配布されますので自分にあったサイズをお選びください。そして、サンダルは記念品としてお持ち帰りOKです。このサンダルはアダンの実の葉っぱを編んで作られています。いかにも、南国っ!て感じですね。
準備が整いましたらガイドが声かけてくれますので、それまではホテルのロビーで待機です。
注意事項
- 日差しが強いですので日焼け対策忘れずに
- こまめに水分補給を(遺跡内で飲むことは可能ですのでご持参をおすすめします)
- 遺跡内は身軽に動きやすい服装・靴でいきましょう