世界遺産・仁和寺では、10月1日(日)より、コンサルティングを担当するエルターナル社がプロデュースした新たな限定切り絵御朱印「秋の仁和寺~花鳥風月」の授与を開始した。
新たな形で日本の伝統を楽しもう。
限定切り絵御朱印「秋の仁和寺~花鳥風月」
仁和寺は886年(仁和2年)、第58代光孝天皇が「西山御願寺」という寺の建立を発願したことに始まる。しかし翌年に光孝天皇が崩御したため、その遺志を継いだ第59代宇多天皇が、888年に寺を創建、寺号も元号から仁和寺とされた。
宇多天皇は897年に譲位。その後、出家し仁和寺第1世・宇多法皇となり、これ以降、皇室出身者が門跡として代々住職を務め、平安〜鎌倉期には門跡寺院として最高の格式を保った。
現在の仁和寺は真言宗御室派の総本山。境内に五重塔・仁王門など、江戸時代に建立された建造物が建ち並ぶ。また、同時期に植えられた御室桜は4月中旬に見ごろを迎え、京都有数の花見の名所としても知られる。
1994年、古都京都の文化財としてユネスコの世界遺産に登録され、日本を代表する由緒ある寺院として、世界中から多くの観光客が訪れる。
そんな仁和寺をモチーフにした「秋の仁和寺~花鳥風月」は、秋の風物詩である紅葉・山茶花・モズをモチーフにし、仁和寺の重要文化財である五重塔を、細やかな切り絵で表現した御朱印だ。夜空に映える中秋の名月には、品のある金の箔押しを施しているのにも注目したい。
屏風に描かれた仁和寺を取り巻く秋の世界観を、1枚の切り絵御朱印の中で感じられる御朱印の授与は、10月1日(日)から開始している。数量限定のため、無くなり次第終了となるので、早めに手に入れよう。
神社仏閣のコンサルのプロ、エルターナル社
「日本に、感動を。」をミッションに、神社仏閣のコンサルタント事業を行うエルターナル。御朱印を通じて、神社仏閣のファンづくりを推進。そして、より多くの人にその魅力を伝え、参詣・参拝のきっかけを作ることで、受け継がれてきた日本の芸術・文化などを後世に繋いでいくという高い志を掲げている。
同社がプロデュースする切り絵御朱印は、芸術性・文化性を感じさせる御朱印の新しい形として注目しておきたい。
限定切り絵御朱印「秋の仁和寺~花鳥風月」
(高野晃彰)