【型落ちなど】本体のみ購入に狙い目のスマホとは?
型落ちモデルのスマホを本体のみ購入しようと考えている方に、狙い目のスマホをご紹介します。
iPhone 13以前の機種
iPhoneの最新機種ではなく、2021年9月に発売されたiPhone 13やそれ以前の型落ち機種は、大手家電量販店やネットショップなどで年末年始や新生活が始まる春などの時期に、目玉商品として激安で販売されることがあり、狙い目の機種となっています。
キャリアの認定中古品
型落ちモデルの購入するとき、新品にこだわらないのであれば、前述したキャリアの認定中古品も狙い目のひとつ。認定整備済みで動作に不安がない美品の中古スマホ端末を、お得な価格で購入可能です。
スマホを本体のみ購入してから使うまでの手順
スマホの本体のみを購入してから実際に使用するまでの手順を解説します。
スマホ本体を購入
まず、通信キャリアや通販サイト、中古品店などで、スマホ本体を購入します。特に中古品は商品の状態と付属品の確認は必ず行いましょう。
SIMカードを入れ替える
今まで利用していたスマホからSIMカードを取り出し、購入したスマホへSIMカードを挿入しましょう。
eSIMを利用の場合は、Wi-Fiに接続し開通手続きを行いましょう。なお、モバイル通信を使う予定が無く、Wi-Fiのみで端末を使う方はこの工程はスキップしてください。
初期設定
新しいスマホをセットアップする一般的な手順として、まず電源を入れて言語を選択し、Wi-Fi ネットワークに接続します。iPhoneの場合はApple ID、Android端末の場合はGoogleアカウントでサインインします。必要に応じて、古い携帯電話からデータを転送し、PIN、パスワード、指紋などのデバイス保護を設定します。
スマホを本体のみ購入するときの注意点
スマホを本体のみ購入するときの注意点をまとめました。
スマホ本体とSIMカードの相性をチェック
購入を検討しているスマホが、現在利用しているSIMカードのサイズに対応しているかまず確認します。SIMカードのサイズは3種類あり、サイズが異なるSIMカードはスマホに挿入できません。
次に、端末が利用できる周波数と、SIMのキャリアが合っているかを確認しましょう。スマホがキャッチできる周波数帯(バンド帯)は機種によって異なります。キャリアやスマホメーカーの公式サイトに記載があるのでチェックしましょう。
端末保証などのサービスが受けられない可能性がある
スマホ本体のみを購入の場合、端末保証や修理等のサービスが受けられない可能性があります。保証や修理サービスは、通常メーカーまたは携帯通信会社によって提供され、これらのサービスを受けるにはメーカーや通信会社からの購入が必要な場合があるためです。
そのため、保護ケースや液晶保護フィルムを購入するなど、端末を守る対策を講じることが重要です。また、サードパーティの保険や保証プランへの加入を検討するのもひとつの手段です。
ちなみにネットショップでの購入には保証が付いているケースが多く、オークションでは保証が付いていない場合が多いです。
中古のスマホは故障や不具合にも注意
中古のスマホはコンディションや状態に注意しましょう。特に通販やネットショップを利用する場合は、現品を確認することなくショップ側がつけた商品状態のランクを参考に購入することになります。購入しようと狙っている製品だけでなく、ショップが販売している中古スマホをざっと見て、ショップのランクの付け方を把握した上で価格との兼ね合いを検討して商品を選ぶことをおすすめします。
【参考】主要キャリアの購入プログラム一覧
主要通信キャリアの購入プログラムの紹介と、実際にiPhone 15 128GBモデルを購入プログラムを利用した場合の支払い概要について解説します。なお価格はすべて税込価格で表記します。
au:スマホトクするプログラム
auが提供する購入プログラムは「スマホトクするプログラム」です。スマホトクするプログラムは、24回の分割払いでスマホ本体を購入するとき、2年後の買取価格を“残価”として設定。25カ月目に購入したスマホをauへ返却すると、残価分の支払いが不要になり、実質半額程度でスマホが購入できます。
スマホトクするプログラムを利用して、iPhone 15 128GBモデルをau Online Shopで購入した場合、以下のようになります。
au「スマホトクするプログラム」を利用する場合 | |
端末代金 | 145,640円 |
au Online Shop お得割 | -11,000円 |
1カ月目(端末購入月) | 支払いなし |
2カ月目(支払い回数1回目) | 2,658円 |
3~24カ月目(支払い回数2~23回目) | 2,641円/月 |
25カ月目(支払い回数24回目) | 残価73,880円 →iPhone 15をauへ返却。 「スマホトクするプログラム」が適用され、残価の支払い免除。 |
支払い総額(実質端末代金) | 60,760円 |
※税込価格
auではオンラインショップで購入するだけで端末が割引になる「au Online Shop お得割」が適用され、さらにスマホトクするプログラムを利用すると、最新機種のiPhone 15も6万円台で購入可能になり、実際に支払う総額は端末価格の半額以下になります。
「au Online Shop お得割」の割引金額が11,000円と大きいこともあり、今回比較したキャリアの購入プログラムの中ではauが最も実質端末代金が安くなりました。
ドコモ:いつでもカエドキプログラム
ドコモが提供する購入プログラムは「いつでもカエドキプログラム」です。いつでもカエドキプログラムとは、24回分割で購入したスマホを1~23回目の支払い月に返却すると、24回目の残価が免除されます。なおdポイントクラブに加入し継続することも利用の条件となっています。
いつでもカエドキプログラムを利用して、iPhone 15 128GBモデルをドコモオンラインショップで購入した場合、以下のようになります。
ドコモ「いつでもカエドキプログラム」を24カ月目で利用する場合 | |
端末代金 | 149,490円 |
1・2カ月目(端末購入月と翌月) | 支払いなし |
3カ月目(支払い回数1回目) | 3,300円 |
4~24カ月目(支払い回数2~23回目) | 3,285円 |
25カ月目(支払い回数24回目) | 残価73,920円 →iPhone 15をドコモへ返却。 「いつでもカエドキプログラム」が適用され、残価の支払い免除。 |
支払い総額(実質端末代金) | 75,570円 |
※税込価格
いつでもカエドキプログラムを利用すると、最新のiPhone 15でも実質端末代金が約半額で購入できます。
ソフトバンク:新トクするサポート
ソフトバンクが提供する購入プログラムは「新トクするサポート」です。新トクするサポートは、48回の分割で購入したスマホを13〜24カ月目に返却すると、最大24回分の支払いが不要になるプログラムです。
新トクするサポートを利用して、iPhone 15 128GBモデルを購入した場合、以下のようになります。
ソフトバンク「新トクするサポート」を25カ月目で利用する場合 | |
端末代金 | 145,440円 |
1~24カ月目(支払い回数1~24回目) | 3,110円/月 |
25カ月目(支払い回数25回目) | 残価70,800円 →iPhone 15をソフトバンクへ返却。 「新トクするサポート」が適用され、残価の支払い免除。 |
支払い総額(実質端末代金) | 74,640円 |
※税込価格
新トクするサポートを利用すると、最新のiPhone 15でも実質端末代金が約半額で購入可能。ソフトバンクの方が930円安くなりますが、ドコモのいつでもカエドキプログラム適用時の実質端末代金とほぼ同等の金額になります。
楽天モバイル:買い替え超トクプログラム
楽天モバイルが提供する購入プログラムは「買い替え超トクプログラム」です。買い替え超トクプログラムとは、48回の分割で購入したスマホを25カ月目に返却すると、最大24回分の支払いが不要になるプログラムです。
なお、「iPhoneアップグレードプログラム」は、2023年8月31日に「楽天モバイル買い替え超トクプログラム」へ名称が変更になり、従来対象ではなかったAndroid端末が追加されました。
買い替え超トクプログラムを利用して、iPhone 15 128GBモデルを購入した場合、以下のようになります。
楽天モバイル「買い替え超トクプログラム」を25カ月目で利用する場合 | |
端末代金 | 140,800円 |
1~24カ月目(支払い回数1~24回目) | 2,933円/月 |
25カ月目(支払い回数25回目) | 残価70,408円 →iPhone 15を楽天モバイルへ返却。 「買い替え超トクプログラム」が適用され、残価の支払い不要に。 |
支払い総額(実質端末代金) | 70,392円 |
※税込価格
楽天モバイルの買い替え超トクプログラムを利用すると、約70,000円でiPhone 15を購入可能。最安値のauには及びませんが、ドコモ、ソフトバンクより安い価格で実質的に端末を使用できます。なお、端末代金の定価は楽天モバイルが最も安く設定されています。
まとめ
今回はスマホ本体のみを安く購入する方法一覧をご紹介するとともに、最新のiPhone 15をau、ドコモ、ソフトバンク、楽天モバイルで購入プログラムを利用して購入する場合の支払い額を比較しました。
なお、購入プログラムを利用するときの注意点として、通信キャリアに端末を返却するときに端末が破損していてキャリアの査定条件を満たさない場合、故障費用が発生したりプログラムの適用が受けられなかったりするケースがあります。購入プログラムを利用するときはスマホケースや画面保護シートなどを利用し、端末が傷つかないよう注意しましょう。
※サムネイル画像(Image:Patcharaporn Puttipon4289 / Shutterstock.com)
文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ
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