イーロン・マスク氏による買収以降、仕様や名称の変更などが行われている「X(旧Twitter)」。2023年9月19日には、マスク氏が「少額の月額利用料金制度」に関する発言をするなど、今後の動向に注目が集まっています。ナイル株式会社が運営するスマートフォンユーザー向けアプリ情報メディア「Appliv(アプリヴ)」では、「X」を利用する全国の10代~60代以上の男女を対象に、「X」の利用状況に関するアンケート調査を実施。利用頻度や満足度、移行を検討しているかなどについて質問していたので、その結果を見ていきましょう。
ヘビーユーザーは、名称変更後も利用頻度に変化なし
利用頻度に関する調査では、7月の調査で「X」を「毎日利用している」と回答した482名のうち、全体の94.8%が“現在も毎日利用している”と回答しており、ヘビーユーザーのほとんどは、7月下旬の「X」への名称変更後も、継続的に利用していることがわかりました。名称が変わっても、大きな仕様変更や不具合がなければ、利用方法を変えるまでにはいたらない、ということなのかもしれません。
全体の4人に1人は「不満を感じている」と回答
次に、「X」の満足度について尋ねています。すると、「少し不満(16.0%)」「かなり不満(10.2%)」を合わせ「不満を感じている」と回答した人は26.2%で、ユーザーの4人に1人は不満を感じているという結果に。また「かなり不満」と回答した人は過去3回の調査を通して、増加傾向にあることもわかりました。
買収以降のちょっとした不具合や、仕様変更などにより、多少の使いにくさを感じるという声や、突然の名称変更でトレードマークだった鳥のロゴがなくなってしまったことを惜しむ声が寄せられているため、これまで通りではなくなってしまうことに、抵抗を感じている人は多いのかもしれません。