釣り人の多くは、魚が釣れたらスマホで写真撮影をするはずだ。しかし、スマホも精密機器だ。海釣りでは海水がスマホの内部に侵入し、故障になるケースもある。スマホが故障するリスクは回避したいけど、撮影はしたいという方におススメしたいのが、防水カメラだ。直近で新発売しているモデルも含めて紹介していく。

(アイキャッチ画像提供:ナガオカトレーディング)

釣りシーンの撮影には防水デジタルカメラがオススメ! 最新モデルを紹介

海釣りでのスマホ撮影

釣り場に裸の状態でスマホを持ち込む人を良く見かけるが、海釣りにおいては、いくつか故障のリスクがある。

釣りシーンの撮影には防水デジタルカメラがオススメ! 最新モデルを紹介防水デジタルカメラ「MWP200」(提供:ナガオカトレーディング)

海水の侵入リスク

近年、防水機能が付いているスマホが増えている。しかし、この防水機能はあくまで「真水」につけた時を想定している機種が多く、海水となると話が変わってくる。塩分が含まれている海水は、一度スマホの内部に入りこむと、中の基板に損傷を与えやすく、故障の原因となる。目当ての魚が釣れても、裸の状態でスマホを取り出して撮影することは避けたい。

砂の侵入リスク

海釣りにおいて、スマホの故障リスク原因となるのは、海水だけではない。砂の侵入にも注意しなければならない。サーフで釣りをする人は共感してもらえると思うが、浜辺の砂浜で、波が打ち寄せてこない所の砂は乾いていて軽い。その上を歩くと、砂が巻き上がりやすく、洋服や靴にまとわりつく。そんな場所でうっかりスマホを落とした時には、ありとあらゆる穴に砂が入り込み、大惨事を招く。

スマホを海に落としてしまった場合

考えたくはないが、釣れた魚の撮影時にスマホを海に落としてしまった際は、海水を早く取り除く必要がある。ライフハック動画でスマホを振り回したり、ドライヤーを当てたりすることを推奨している動画があるが、それは間違いだ。まずは、すばやく電源を切り、外部を乾いた布でふき取る。その後、SIMカードを抜き、丸一日乾燥させる。以上の手順で対応すると、復旧する場合もあるので、うっかり落としてしまった人は是非実践してみて欲しい。

※あくまで、応急処置の一例であり、内部基板に海水が入った可能性があるものについては、専門の修理業者へ依頼しよう。

防水カメラという選択肢

うっかりスマホを海に落としそう、リスクを負いたくないというアングラーには、「防水のデジタルカメラ」という選択肢もある。スマホがあるから必要ないという人もいるが、仮に故障してしまった場合、修理代が高額なケースが多く、最悪の場合新たに買い直さなくてはならない。

釣りシーンの撮影には防水デジタルカメラがオススメ! 最新モデルを紹介防水デジタルカメラ「MWP200」(提供:ナガオカトレーディング)

その点「防水のデジタルカメラ」は、機能によって価格差はあるものの、1万円台で購入できるモデルも多い。防水デジタルカメラを用意しておけば、スマホを釣り場にもっていく必要がない為、リスク回避につながる。