日本代表MF三笘薫は、プレミアリーグ(イングランド1部)ブライトンの主力選手として活躍。契約延長の可能性が報じられる中、マンチェスター・シティやマンチェスター・ユナイテッド移籍が噂されている。
三笘は昨季、プレミアリーグで7ゴール5アシストと結果を残すと、今季もここまで公式戦9試合出場で3ゴール3アシスト。先月24日に行われたプレミアリーグ第6節ボーンマス戦では後半開始からピッチに立つと、キックオフから15秒後に勝ち越しゴールをマーク。77分にも追加点を奪うなど、チームの勝利に大きく貢献している。
同選手とブライトンの契約期間は2025年6月末まで。先月上旬には英メディア『90min』が「ブライトンが三笘に契約延長オファーを準備」と伝えていた。しかし、リバプールをはじめ複数クラブからの関心報道が絶えない中、欧州の移籍市場に精通するエクレム・コヌール氏が「来年1月、マンチェスターの2クラブが三笘の獲得に乗り出す可能性がある」とX(旧ツイッター)に投稿したのだ。
実際、シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が今年7月、プレシーズンツアーにより来日した際「三笘は信じられないくらい良い選手。昨季のプレーは本当に素晴らしかったし、自分にあった適切な監督とクラブのもとでプレーしている」と称えるなど、同選手に対する評価は高い。
なお英メディア『ギブミースポーツ』は先月、三笘の週給が1万ポンド(約180万円)、年俸換算で52万ポンド(約9400万円)であると伝えている。ASモナコ所属MF南野拓実(450万ユーロ:約7億円)のおよそ7分の1とみられるなど、現在のパフォーマンスに見合わない格安年俸であるだけに、欧州ビッグクラブが同選手の獲得に向けて用意する金額にも注目が集まる。