多摩地域におけるイノベーションを支援するハブ施設「オープンイノベーションフィールド多摩」(以下、OiF多摩)が、10月6日(水)に開業。公益財団法人東京都中小企業振興公社と、同法人から運営業務を委託されたカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(以下、CCC)による運営施設です。
CCCは、TSUTAYA及び蔦屋書店、公共図書館の共同運営などを行うことで知られる企業です。
OiF多摩とは
国分寺館外観
多摩地域を中心とするものづくり中小企業のイノベーションを支援する拠点となることを目指し、開業する施設です。コワーキングスペースの提供だけでなく、オープンイノベーションに関するセミナーなども開催。
幅広い分野の中小企業が新しい事業を展開し、企業同士の連携を促進するための環境やプログラムを提供していくそうです。
八王子館・国分寺館として東京・多摩地区に2か所を同時にオープンし、現在それぞれの施設ではオープンを記念したセミナーの参加者を募っています。
八王子館オープンイベントは地域課題がテーマ
JR中央線八王子駅北口から徒歩10分 、京王線京王八王子駅徒歩5分の場所に位置する八王子館では、10月6日(金)に「地域課題をビジネスに変える」をテーマにしたトークイベントを無料で開催します。
嶋田俊平氏(株式会社さとゆめ・代表取締役)、矢島里佳氏(株式会社和える・代表取締役)、ファシリテーターに本橋あい氏(at ome代表)が登壇。このイベントでは、施設紹介や見学ツアーも実施される予定です。
国分寺館オープンイベントはものづくりがテーマ
JR中央線国分寺駅南口から徒歩5分の場所に開業する国分寺館も10月6日(金)に「アイデアから試作開発へのプロセス」をテーマにしたトークイベントを無料で開催します。
登壇者には沢登哲也氏(コネクテッドロボティクス株式会社・代表取締役)、河野辺和典氏(株式会社LOAD&ROAD・代表取締役)。ものづくりに興味・関心のある人にとっては、資金調達や試作開発での課題解決など、アイデアの事業化にいたるプロセスを聴くことができるセミナーのようです。
このイベントでも同施設の紹介・見学ツアーが実施されます。