各カード会社は独自の発行基準を設けていて、さまざまなクレジットカードを発行しており、申し込むクレカによって基準は異なる。そのため、たとえあるクレジットカードで審査落ちしても、他のクレカでは発行基準を十分に満たすケースもある。

クレジットカード会社は「利用者を増やしてなんぼ」の商売だ。もちろん、代金の未回収リスクが高い申込者に対しては発行をしないが、しっかりと基準さえ満たしていれば、他のカード会社の審査落ちの情報はそこまで重要視しない。

できれば審査が通りやすいカードを選ぼう

ただし申し込みを連発するのは避けよう。短期間で何度も申し込みを行っている情報が信用情報に登録されると、クレジットカードの審査の際に不審に思われる。そのため審査に不安がある人は、なるべく審査が通りやすいと言われているようなクレカにしぼって申し込むようにしたい。

ただし、カード会社は審査基準をすべて明確に公表しているわけではないため、過去の口コミなどを分析して審査が甘めと言われているようなクレカに申し込もう。

文・岡本一道(政治経済系ジャーナリスト)
国内・海外の有名メディアでのジャーナリスト経験を経て、現在は国内外の政治・経済・社会などさまざまなジャンルで多数の解説記事やコラムを執筆。