カードローンの審査には「仮審査」と「本審査」がある。「仮審査さえ通れば本審査はほぼ大丈夫」という説があるが、はたしてどうなのだろうか。

カードローンの審査の段階

カードローンの審査は大きく分けて、仮審査と本審査に分かれる。審査の詳細はカードローン会社によって異なり、なかには仮審査と本審査を一括で行う会社もある。

分けて審査する場合、仮審査は機械による自動審査、本審査は担当者による審査となることが多い。

仮審査のチェック項目

仮審査のチェック項目は多岐にわたるが、おおむね下記の項目がチェックされる。

年齢

カードローン会社の多くは貸出条件の一つに年齢を挙げている。20歳から65歳となっていることが多いが、会社によっては70歳未満まで貸し付けてくれるところがある。

収入や収入形態

収入も重要なチェック項目だ。本人の返済能力に直接かかわる部分だからである。

ただ、収入形態も重要な要素だ。会社員・公務員のように毎月決まった収入があると信用されやすく、仮審査を通過しやすい。

一方、収入があっても不安定なフリーランスや自営業の場合は敬遠される可能性があるので要注意だ。収入が不安定なときは、借入上限を低く設定すると審査に通りやすくなる。