売ることを主目的としない体験型ストアを展開するb8taと企画段階や量産前の商品の応援購入を募るMakuakeは、9月25日から協業を開始すると発表した。協業の内容はMakuakeの出品商品をb8taの3店舗に出品するというものだ。

「売らない店」のb8taと応援購入サービスのMakuakeが協業開始、Makuakeのプロジェクト商品をb8taの店舗で展示
(画像=『BCN+R』より 引用)

b8taとMakuakeが協業し、新しい体験と発見を深化

お客の反応をリアル店舗で取得しフィードバック

体験型ストアとして「売らない店」を標榜するb8taと「アタラシイものや体験」の応援購入サービスを展開するMakuakeに共通するのは、出品によるテストマーケティングだ。Makuakeは出品商品に対するお客の反応をプロジェクト達成率や応援コメントから把握することができる。

b8taは店内に配置されたカメラやセンサでお客の関心度をデータ化するとともに、店内に常駐するb8taテスターが接客を通してお客の関心や反応を収集し、定性・定量データとして出品者にフィードバックする。

Makuakeの出品商品をb8taの店舗で展開することで、出品者の応援購入を後押しする。同時に、実物のプロジェクト商品に触れる機会が生まれることで、さらなるマーケティングデータの取得が可能となる。お客にとっても新しい発見の場が増えるので、三方良しの取り組みといえるだろう。

「売らない店」のb8taと応援購入サービスのMakuakeが協業開始、Makuakeのプロジェクト商品をb8taの店舗で展示
(画像=『BCN+R』より 引用)

b8taとMakuakeが協業することにより、 出品者は各種のデータをフィードバックされる

b8taの展開店舗は渋谷と有楽町、越谷の3店

現在、一部の家電量販店ではMakuakeに出品した商品を取り扱っている。これはプロジェクト終了後の商品販売がメインだが、b8taへの出品商品はMakuakeでプロジェクトが進行しているもの。つまり、b8taで商品を確認してMakuakeで応援購入するというかたちだ。

b8taへの出品期間は基本的に2カ月間で、展開店舗は東京の渋谷と有楽町、埼玉の越谷レイクタウンの3店。このうち1店に出品するパターンと2店に同時出品するパターンの二つが予定されている。

「売らない店」のb8taと応援購入サービスのMakuakeが協業開始、Makuakeのプロジェクト商品をb8taの店舗で展示
(画像=『BCN+R』より 引用)

越谷レイクタウン店は イオンレイクタウンkaze2階のインショップ

Makuakeではさまざまなプロジェクトが展開されており、b8taへの出品は事前審査を経て決定されるという。また、コーナー展開に関しては出品企業数なども踏まえて決めていく考えだ。

発見を通して新しい体験を提供している両社が手を組んだ今回の協業は、認知の拡大とともにメーカーサイドのマーケティングにとって有意義な取り組みといえるだろう。どのような商品がb8taで展開されるのか、続報を待ちたい。

「売らない店」のb8taと応援購入サービスのMakuakeが協業開始、Makuakeのプロジェクト商品をb8taの店舗で展示
(画像=『BCN+R』より 引用)
「売らない店」のb8taと応援購入サービスのMakuakeが協業開始、Makuakeのプロジェクト商品をb8taの店舗で展示
(画像=『BCN+R』より 引用)
「売らない店」のb8taと応援購入サービスのMakuakeが協業開始、Makuakeのプロジェクト商品をb8taの店舗で展示
(画像=『BCN+R』より 引用)

提供元・BCN+R

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