マンチェスター・シティが、アトレティコ・マドリードに所属するスペイン人FWロドリゴ・リケルメ(23)の獲得に失敗していたようだ。スペイン『レレボ』が伝えた。
“ロロ”の愛称で親しまれるリケルメはアトレティコ下部組織出身で、2019年にトップチームデビューすると、ボーンマスやミランデスへのレンタル移籍を経験。昨季もジローナへレンタル移籍を経験すると、ラ・リーガ34試合に出場して4ゴール4アシストを記録した。
今季はここまでラ・リーガ4試合で1ゴールを記録している同選手に対して、今夏にレアル・ベティスやバレンシア、セビージャ、フェイエノールトなど多くのクラブが関心を示していた模様。そのなかで、フェイエノールトが同選手の獲得に熱を入れていたが、アトレティコはいかなるオファーも拒否していたという。
そして、今回伝えられるところによれば、スペイン人FWに対して移籍金3000万ユーロ(約47億3000万円)を要求しているアトレティコにシティも獲得に向けてオファーを出していた模様。シティは同選手の保有権を50%買い取り、姉妹クラブであるジローナにそのままレンタル移籍させる予定だったが、実現はしなかったようだ。