古橋亨梧(写真左)と前田大然(写真右) 写真:Getty Images

 スコットランド1部セルティック所属の日本代表FW前田大然は、FW古橋亨梧とともにチームをけん引。現地では、古橋よりもプレミアリーグ(イングランド1部)で通用する可能性が指摘されているほか、アンジェ・ポステコグルー監督率いるトッテナム・ホットスパーにフィットするとの見方もあるようだ。

 前田は昨季、ポステコグルー前監督のもとで主力選手として活躍し、リーグ連覇やスコットランド3冠に貢献。今季もブレンダン・ロジャーズ監督のもと公式戦全試合でスタメン出場。前線からの執拗なプレスやスプリント能力により、以前から守備面で高く評価されているほか、今季ここまでシュート精度が85%と決定力も改善。先月23日開催のスコットランド1部リーグ第6節リビングストン戦で今季初ゴールをマークしている。

 そんな前田のパフォーマンスは、イギリス人評論家のピーター・マーティン氏からも高く評価されている模様。同氏はYouTubeチャンネル『PLZ Soccer』の番組で、前田の可能性について以下のように語っている。

 「セルティックにはポステコグルー監督のいるクラブへ簡単に行くことができ、2分半以内に気に入られる選手がいると私は思う。古橋ではなく、前田だ。確かに古橋の方がレベルは高い」

 「だが、サイドでの仕事ぶりを踏まえると、プレミアリーグに理想的にフィットする選手のひとりだと思う。プレミアリーグのクラブは、彼のハードワークとハイプレスを気に入るだろう」

 なお前田と古橋は、いずれも今年7月にセルティックと契約延長で合意。今後2,3年セルティックでのプレーが予想される中、プレミアリーグのクラブが両選手の獲得に動くのか注目が集まる。