ASモナコ所属のMF南野拓実は、9月30日のリーグアン(フランス1部)第7節オリンピック・マルセイユ戦でコンディション不良によりベンチ外。FIFAワールドカップ・カタール大会(カタールW杯)以来となる日本代表復帰が11月以降に持ち越しとなるかもしれない。
南野は昨季、フィリップ・クレマン前監督のもとで出場機会に恵まれなかったが、オーストリア1部レッドブル・ザルツブルク時代に指導を受けたアドルフ・ヒュッター氏の監督就任により完全復活。今季開幕から6試合連続スタメン出場で3ゴール3アシストと、シャドウ(前線1トップの背後)のポジションでレギュラーを掴んでいる。
しかしフランスメディア『Get French Football News』によると、南野は28日のトレーニングを欠席。ヒュッター監督が「内転筋に痛みを抱えている」と同選手の状態を説明すると、マルセイユ戦でメンバー外となった。
南野は所属クラブで本来のパフォーマンスを取り戻しただけに、日本のファン・サポーターからは代表復帰待望論が噴出。9月の国際親善試合(ドイツ戦とトルコ戦)で選外となると、森保一監督のメンバー選考に疑問の声が上がっていた。
森保ジャパンは今月、カナダ戦(新潟:デンガビッグスワンスタジアム)とチュニジア戦(神戸:ノエビアスタジアム神戸)を控えている。この2試合にむけての代表メンバーが今月4日に発表されるだけに、南野の状態が気がかりだ。