磯の夜釣りでよく釣れるマツカサ。ウロコが硬く、捌きにくいことから敬遠されがち。しかし、刺し身で食べると、かなり美味。今回は「マツカサのカクテル」を紹介する。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター松田正記)
マツカサとは
マツカサはキンメダイ系の魚で、和名はウロコマツカサ。名前の通りウロコに特徴があり、とにかく硬い。「鎧(ヨロイ)」と呼ぶ人もいる。
下処理
持ち帰ったマツカサはまず、ウロコを剥ぐ。ウロコはとても硬いため、慣れるまでは軍手をしたほうが無難。また、飛び散ったウロコで怪我をすることもあるので、水を張ったボウルのなかで行うといい。
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3枚おろし
下処理を済ませたら、3枚におろす。次に皮を剥ぎ、サク取り。マツカサは中骨が2列あるため、この部分を除去。背側から見ると、うっすらライン(線)が見えるので、わかりやすいはずだ。
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幅広にカット
サク取り後は刺し身の要領でカット。少し幅広に切ると食感がいい。
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ポン酢とゴマ油で味付け
カットしたあとはポン酢をかけ、ゴマ油を垂らせばできあがり。見た目からは想像もできない超絶品料理に変身する。アクセントにミョウガや刻みネギなどの薬味をのせると、さらに美味しい。
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<松田正記/TSURINEWSライター>