一棟貸し切りの古民家宿で、秋の山梨ワインを堪能。

山梨県勝沼町に位置する「古民家宿るうふ蔦之家(つたのいえ)」で、1泊2日で山梨ワインを存分に楽しめる「山梨ワイナリーツアー付きプラン」の提供がスタートする。ソムリエの解説付きで、ワイン好きにはたまらない機会となりそうだ。

体験型宿泊施設「古民家宿 るうふ」

「古民家宿 るうふ」は、山梨県を中心に築100年前後の古民家を再生し、一棟貸しの宿を12棟運営している。

各宿では、その土地ならではの3つの体験メニュー「火の体験(焚き火を囲む時間)」「時の体験(古民家に刻まれてきた歴史や文化のご紹介)」「土地の体験(書道や箸づくり、水菓子づくりなど地域に伝わる伝統的なものづくり)」を提供。

古民家ならではの、ゆったりした時間と空間を味わうことができる、体験型宿泊施設となっている。

落ち着いた雰囲気の空間「古民家宿るうふ蔦之家」

「古民家宿るうふ」は一棟貸し切りで利用できるため、3人以上でも広々と宿泊可能だ。中でも「古民家宿るうふ蔦之家」は、200平米の室内空間と460平米の庭園を持っている。

ぶどう畑に囲まれた立地で、周りの音が聞こえず家族や友人とゆっくりと過ごすことができるだろう。

山梨ワイナリーツアー付きプラン

「古民家宿るうふ蔦之家」は、ソムリエによる山梨のワイナリー見学と夕食時の解説がセットとなった宿泊プランを提供する。

プラン内容には、ソムリエ解説付きワイナリーツアーやソムリエ解説付きワイン飲み比べをはじめ、夕食と朝食、焚き火セット(薪、着火剤)、蔵のシアタールーム(全自動麻雀、プロジェクター、映画など)、1年後に届く手紙(1組1枚)、蝋印体験などが含まれている。

ソムリエの解説によるワイナリーツアー

ワイナリーツアーでは、ソムリエの吉田健人氏が同行・解説し、山梨ワインの歴史やこだわりを説明しながら案内をする。同氏は、山梨県出身かつ山梨県在住であり、オリジナルワインを造るソムリエとして県内の魅力をワインを通して発信している。

また、ワイナリーツアー詳細としては、13:30に勝沼ぶどう郷駅orるうふ駐車場での待ち合わせから始まり、14:00にシャトーメルシャンワイン資料館でワインの歴史の案内、15:30にまるき葡萄酒でワイナリーツアーと試飲、そして17:00に「古民家宿るうふ蔦之家」着となる。なお、別途試飲代(1,500円程)と、タクシーを利用する場合はタクシー代(約4,000~5,000円)が発生する。

さらに、宿での夕食時には「鉄板創作和食コース」を用意。ソムリエが食事に合わせて選んだ4〜6種類(人数により)のワインを、それぞれの解説とともに味わうことができる。また、開栓したワインはボトルごとプレゼントされる。

入手困難なオリジナルワインを中心に、山梨県ではこれは外せないと言った基本のワインや珍しいワインの数々。山梨ワインの基本を押さえつつも、ワインに詳しい人でも楽しめる内容となっている。

なお、価格は1人47,501円(税込)〜となる。クラシカルな雰囲気で、山梨ワインを心置きなく堪能してみては。

古民家宿るうふ蔦之家
所在地:山梨県甲州市勝沼町山931-1
アクセス:JR東日本中央本線 塩山駅よりタクシーで約5分

(綱嶋直也)