髙澤優也 写真:Getty Images

 J2首位のFC町田ゼルビア所属FW髙澤優也が、クラブ公式YouTubeアカウントに投稿された動画に反応。FW中島裕希に言及した上で、自身のSNSアカウントを通じてクラブスタッフに厳しいメッセージを送った。

 事の発端は、今月27日のクラブ公式X(旧ツイッター)アカウントにおける投稿だ。「31」番を着用している髙澤はおよそ半年間の離脱期間を経て、この日から全体練習に合流。同選手へのインタビュー動画がアップされたが、字幕では背番号「30」と誤表記。本人は「やっぱ7ヶ月も休んだら背番号も忘れられるか…笑笑」と、Xでやや自虐気味なコメントを残していた。

 ただ背番号の誤表記は、これだけでは終わらない。クラブは今月29日、公式YouTubeチャンネルに「【10/1(日)いわき戦】いきものがかり「ありがとう」をFC町田ゼルビアの選手が歌ってみた」と題した動画を投稿。この動画に髙澤も登場したが、再び背番号「30」と紹介されたのだ。

 すると本人は自身のインスタグラムを更新。ストーリーズにおいて「ちょっと待って。こっちも30番になってるじゃん。何回も言うけど、31番な。裕希さんに申し訳ないわ。広報どーなってんのー?こんなに張り切って歌ってんのに…」と投稿するなど、不満を覗かせたのだ。

 一方、町田は背番号の誤表記をうけて、30日午前に動画を再投稿。クラブ公式Xアカウントにて「昨日投稿いたしました動画に誤りがございました。動画を再投稿させていただき、こちらの投稿にて改めてお詫び申し上げます。申し訳ございませんでした」と謝罪している。

 髙澤は2019年、流通経済大学からザスパクサツ群馬へ加入。大卒1年目からJ3リーグで17ゴールをあげると、その後は大分トリニータ、アルビレックス新潟、ギラヴァンツ北九州でプレー。今年1月に町田へ加入も、2月の練習中に左アキレス腱を断裂。長期離脱を余儀なくされていた。