前田大然 写真:Getty Images

 セルティック所属の日本代表FW前田大然は、今月23日開催のスコットランド1部リーグ第6節リビングストン戦で今季初ゴールをマーク。30日の第7節マザーウェル戦でもスタメン出場が濃厚とみられる中、前田に対する相手選手のコメントが話題を呼んでいるようだ。

 前田は昨季、アンジェ・ポステコグルー前監督のもとでFW古橋亨梧やMF旗手怜央とともにリーグ連覇やスコットランド3冠に貢献。今季もブレンダン・ロジャーズ監督のもと公式戦全試合でスタメン出場。前線からの執拗なプレスやスプリント能力により、以前から守備面で高く評価されている。

 それだけに、現在32歳のマザーウェル所属DFポール・マッギンは、戦前から前田のクオリティに脱帽。同クラブの公式サイトによると、マッギンはセルティック戦の前日会見で以下のようなコメントを残し、記者の笑いを誘ったという。

 「前田が(キックオフから)10~15分後に疲れることを願うばかりだよ。僕たちが常にボールを持っていればいいし、前田にはオフの日にでも当たればいい。でも、彼がハードワークしてくるのは分かっているから、それに合わせてこっちもハードワークする必要がある。彼が我々のゴールに向かうのではなく、逆方向に走ることを祈らないといけないね」

 左ウイングでの先発出場が続く前田と、センターバックを本職としつつも右サイドバックでもプレー可能なマッギン。両選手のマッチアップが実現するか注目が集まる。