鎌田大地 写真:Getty Images

 日本代表MF鎌田大地は、今年夏にブンデスリーガ(ドイツ1部)アイントラハト・フランクフルトからセリエA(イタリア1部)ラツィオへフリー移籍。新天地での年俸額が明らかになったが、ブライトン所属MF三笘薫やスポルティングCP所属MF守田英正よりもはるかに高額であるようだ。

 鎌田は今季ここまで5試合つづけて中盤の一角でスタメン出場しており、今月3日のセリエA第3節ナポリ戦では決勝ゴールをマーク。ただ今月24日の第5節モンツァ戦から2試合つづけて出番がなく、マウリツィオ・サッリ監督は同選手が膝に打撲を負っていることを明かしている。

 MFマテオ・ゲンドゥージとポジション争いを繰り広げている鎌田だが、新天地ラツィオで年俸470万ユーロ(約7億4000万円)を受け取っている模様。イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、ラツィオの最高給取りはFWチーロ・インモービレとMFルイス・アルベルトの740万ユーロ(約11億7000万円)であり、鎌田の年俸額はチーム内で4番目に高いという。

 日本代表選手との比較では、三笘の年俸が52万ポンド(約9400万円)と報じられている。またポルトガル紙『ア・ボーラ』によると、守田の年俸は現在40万ユーロ(約6200万円)であり、契約延長の場合でも60万ユーロ(約9500万円)と1億円に満たないという。

 なお鎌田とラツィオの契約期間は来年6月までの1年間だが、2年間の契約延長オプションが盛り込まれている模様。イタリアメディア『イル・メッサッジェーロ』によると、クラウディオ・ロティート会長は「我々はすでにあと2年について合意している」と、加入から2か月も経たないうちに、オプション行使を示唆したという。