インドの経済成長と共に発展していくパートナーとして
日本政府は、2023年のG20議長国であり「グローバル・サウス」の代表格として存在感を高めるインドと、政治・社会・安全保障などの領域で多面的に結びつきを強めており、なかでも経済面での連携強化は両国の大きな注力事項となっている。
今回、日系企業であるエア・ウォーター株式会社が、インド国営企業であるSAIL社との間で大型事業に取り組むことは、日印経済連携のなかでも重要な意義を持つものとして受け止めているという。
同社は今後も、インドの経済成長と共に発展していくビジネスパートナーとして、事業活動を通じて同国の経済成長に寄与し、新たな雇用機会の創出、CO2排出削減、衛生環境の改善といった社会問題の解決に取り組むことで、日印関係の一層の発展に貢献していく方針だ。
(文・我妻歩実)