クレジットカードが作れない原因の1つに、長期間(目安は61日以上)支払いの滞納がある。信用情報に金融事故として登録される=ブラックリストに載ったら、少なくとも5年間は作れなくなると考えよう。

しかし、実は一見大丈夫そうでもやってしまうとクレジットカードが作れないNG行為がある。解説しよう。

NG行為1:クレカを人に貸す

たとえ家族・親族や友人であってもクレジットカードを人に貸すのは厳禁だ。

そもそもクレジットカードはカード会社から会員本人に貸与されているものであり、会員本人のみが利用することを前提としている。

会員以外の第三者が利用するのは、利用規約違反として強制解約の対象になるので気を付けてほしい。

NG行為2:転職直後に申込した

「絶対に作れない」と断言はできないが、審査落ちの原因になりうるのが転職直後の申込だ。

転職直後は勤続年数が短いため、その他の属性が優れていないと、クレジットカード次第では審査通過が厳しい可能性がある。できれば、転職してから半年後以降に申し込もう。

NG行為3:短期間に複数のクレカに申込した

どうしてもクレジットカードを作りたいからと短期間に複数のカードに申込するのは禁物だ。

クレジットカードに新規申込をした場合、その情報は半年間信用情報に登録される。前回の申込の記録が残っている状態でまた申込をすると多重申込と判断され、審査において不利になる可能性があるので気を付けてほしい。